競艇選手(ボートレーサー)の級別、クラス(ランク)分け

競艇選手(ボートレーサー)は上位からA1、A2、B1、B2の級別(クラス)に分けられます。級別(クラス)の決定には幾つかの条件によって審査されます。これを級別審査と言います。

選手(ボートレーサー)にとっては級(クラス)が上位に行くほどグレードの高い競走(レース)に出場できるようになります。又ひと月当たりの稼動可能日数が多くなり賞金を稼ぐ機会も増えてきます。ただし競艇(ボートレース)の場合、フライング(F)休み明けの場合は必ず一般戦から復帰するという規定があるためSGの選出漏れ、その他の理由などから一流選手でも一般戦を走ることがあり、そこでは一流選手と、引退を宣言しているベテラン選手や新人選手が直接対決するなど他の競技では見られないような光景も見ることができます。

ファンにとってはクラスの上下や勝率、複勝率の大小は選手のレベルを計り舟券を予想する上でも重要なファクターになります。またこれ以外の条件も(特に期末間近になると)レースの勝敗を決定する要素になり得ます。

*参考
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1.級別審査対象期間と級別実施期間

級別審査は年に2回行われます。成績を集計する級別審査対象期間と、そのランク分けが反映される級別実施期間に分かれています。各競艇場へのあっせん予定の関係から、審査終了の2か月後に反映されます。。選手(ボートレーサー)は、昇級や現級を確保するため期末にあたる4月と10月は勝負駆けの月となります。

前期 級別審査対象期間 前年5月1日~前年10月31日まで

前期 級別実施期間 当年1月1日~当年6月30日まで

後期 級別審査対象期間 前年11月1日~当年4月30日まで

後期 級別実施期間 当年7月1日~当年12月31日まで

2.級別決定基準

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引用元:選手級別決定基準 BOAT RACE
http://www.boatrace.jp/news/2011/05/20112_1.pdf

算出方法は以下の通りです。

1.2連対率は、1・2着回数合計を出走回数で割り、百分率で表わす。

2.3連対率は、1・2・3着回数合計を出走回数で割り、百分率で表わす。

3.勝率は、着順点合計を出走回数で割る。

4.事故率は、事故点合計を出走回数で割る。

5.勝率、2連対率、3連対率及び事故率は、小数点以下3位を四捨五入する。

6.級別選手数は、登録選手総数に対する割合とし、小数点以下を繰り上げる。なお、同勝率の者が2名以上あり、この数を超える場合は、級別選手数に含めるものとする。

7.この基準で用いる出走回数は、ゴールインしたときの当該出走の回数をいう。また、選手の責任による事由(以下「選手責任事由」という。)により、欠場(モーターボート競走競技規程(以下「競技規程」という。)第25条の規定により出走資格を失うこと及びこれ以外の事由により競走に出場できないことをいう。)又は失格(競技規程第26条の失格をいう。)となり、ゴールインしなかったときは、当該選手はゴールインしたものとして、この出走回数に含めるものとする。

3.着順点

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引用元:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E8%89%87%E9%81%B8%E6%89%8B

SG、GⅠといったハイレベルなグレードや勝ち続けて進出する優勝戦、選抜されたドリーム戦など強いもの同士のレースにおいて一般レースと同じポイントであれば強い選手が不公平になってしまいます。(同じポイントならヘタにGⅠに斡旋をうけて5着、6着が増えるよりも一般戦で1着、2着を荒稼ぎした方が勝率が上がるという考えになってしまいます。)そうならないようにレベルの高いレースには、レベルの高い相応のプラスポイントが設けられています。

4.事故点

競艇における事故率とは任意に設定された審査期間内の事故点の総計を出走数で割る事によって事故率を算出されます。B2級以外の全ての級で事故率が0.70を越える(計算上は0.705以上)と事故率オーバーとしてそれ以外の条件に関係なく一発でB2級まで落ちてしまいます。

級別審査以外でもヤングダービー(新鋭王座決定戦競走)、レディースチャンピオン(女子王座決定戦競走)は任意の審査期間内を設定しており、2012年開催分からはすべての選手が事故率が0.40未満(計算上は0.394以下)でなければ出場できません。

事故点について詳しくは競艇選手(ボートレーサー)の事故点、事故率とはを参考にしてみてください。

5.出走回数

審査期間内に出場した競走回数の事を指します。勝率を出場条件とするSGやプレミアムGⅠでも極端に少ない出走数で勝率を維持する事を排除するために出走数の下限を定めています。

選手責任の失格は出走数にカウントされますが、選手責任外の失格や出遅れは出走数にカウントされません。選手責任外の場合、着順点が0点でも勝率に影響しないようになっています。

必要な出走数を稼ぐのを阻害する要因として以下のようなものが挙げられます。

・ケガ(程度にもよる)

・出産 (女子選手(女子レーサー)のみ。1年およびそれ以上休むため、B2級まで落ちる)
(ただし、平成28年4月1日より産休・育休特例の制定により、復帰後も産休を開始した時点の級別と同等のあっせん日数を6ヶ月間適用する特例を受けられます。)

・スタート事故による斡旋辞退(フライング休みと呼ばれる)
(スタート事故1本目で30日、2本目で90日、3本目で180日斡旋停止になります。このためフライング・出遅れによる斡旋停止が長くなると出走数が足りなくなり、事故率オーバーと共に級別(クラス)の維持が難しくなります。)

6.その他の特例

また、選手級別決定基準においてその他の特例も存在します。詳しくは選手級別決定基準 BOAT RACEを参考にしてみてください。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

7.まとめ

現在、現役の競艇選手(ボートレーサー)は約1,600名ほどいます。その中のA1級は勝率上位者20%なのですから、約300名ほどが、A1級の選手という事になります。その約300名ほどの中でも常に賞金ランキングで上位の選手もいれば、A1級とA2級を行ったり来たりという選手、SG、GⅠに出場は出来てもトップレーサー同士の戦いになると勝ちを拾えない選手と幅広く存在しています。

常に賞金ランキング上位のトップレーサーになると勝率に関してはA1級から下がる事は想像し難く、注意しなくてはいけないのは事故点の部分になってきます。トップクラスの選手であれば勝率8点台から7点台(まれに調子を落としているトップレーサーが6点台という場合もありますが・・・)を叩き出しますので予想をする際やこの選手はトップレーサーかどうかという判断材料にしてみてください。

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debuya
年齢 30代(競艇歴は15年になります。) 好きな競艇選手 桐生順平選手など レースの迫力とモーター音に惹かれて競艇をやり続けているdebuyaです。初心者の頃は負けが込んでいましたが、現在では毎年プラスには持っていけるようになりました。 競艇初心者で私と同じように苦しんでいる方の役に立てるようなブログにしたいと思っています。
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