安定板を使用するレースはインコースが有利なのか!?徹底検証してみました!

「競艇のレースで安定板を使用するとインコースが有利になる!!」

こんにちは競艇歴15年のdebuyaです。

競艇を長年しているとこんな都市伝説みたいなウワサをみなさん一度は耳にした事あるのではないでしょうか?実際にそうなのであれば競艇の予想をする時に安定板を使用したレースを探してインコース中心の舟券を買ったら的中率は上がるんじゃないか?と考えますよね!?今回は、競艇の安定板を使用した時に本当にインコースが有利になっているのかをご紹介させてもらいます。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

スポンサーリンク
スポンサーリンク

安定板とは?

競艇 安定板 インコース有利

そもそも安定板とは、どのようなものなのでしょうか?一応、知らない人もいるかもしれませんので改めて簡単にご紹介しておきます。

安定板とは、競艇で使用されるボートのモーターの下部に取り付けられるU字型の板で、取り付けることによってボートの安定を図るのが最大の目的になります。

安定板を取り付けるタイミングは、どんな時?

競艇で使用されるボートは、「ボート」や「船」と呼ばれる乗り物の中では非常に小さい乗り物なので、私たちが想像している以上に風の影響をうけます。そのため荒天時や波が高いときには、転覆してしまう可能性が非常に高くなります。選手の安全性、レースを健全に進めるために水面状況、試運転状況によって選手側(選手代表)と競走会(競技委員長)の話し合が行われ、最終的には競走執行委員長の判断によって取り付けられます。

安定板を取り付けた時の効果や影響は?

安定板を取り付ける事によって文字通り、「ボートが安定」するので旋回(ターン)については乗り易くなるというのが一般的な考え方になります。競艇選手からすれば、「安定板が付いている」という安心感もあるので気持ち的にも乗り易くなるそうです。

直線のスピードに関しては、安定板が抵抗になるため、安定板使用前に比べて更にエンジンの差が出てきます。伸び型のエンジンの時は良いのですが、伸びの無いエンジンの時は更に伸びが失われてしまう為、勝負になりません。いずれにしても伸び自体が全体的に落ちる事は間違いありません。

冒頭にお話しした「競艇のレースで安定板を使用するとインコースが有利になる!!」というのは、この直線での伸びが弱くなることから

安定板を取り付ける=伸びが弱くなる=アウトコースからインコースの艇に届かなくなる=インコースが有利になる

という仮説から来ているのだと仮定できます。実際に競艇(ボートレース)オフィシャルHP上でもこのような説明をされています。

荒天時や波が高いときに装着される。安定板はモーターの下部に取り付けられるU字型の板で、取り付けることによってボートの安定を図るのが最大の目的。装着するとトップスピードが落ち、まくり切るのが難しいためにインが有利といわれている。 引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://www.boatrace.jp/enjoy/guide/jiten/01/y_008.html

しかし、伸びが弱くなるという事実とは反対に安定板をボートに取り付けるとモーターの回転数が下がるので、場合によってはプロペラとマッチングして逆に足色が良くなるという事も、まれですがあるようです。

本当に安定板はインコースを有利にするのか?

競艇 安定板 インコース有利

では、本題に移りましょう。本当にこの公式は成り立っているのでしょうか?

安定板を取り付ける=伸びが弱くなる=アウトコースからインコースの艇に届かなくなる=インコースが有利になる

私なりの結論から言いましょう。必ずしもインコースが有利とは言えないというのが結論です。

なぜか?

理由は簡単で、伸びが弱くなるというインコースが有利に働く要素よりも選手の実力的な要素の方が大きく影響されるからです。

例えばスタートから横一線のスタートを切った際には、アウトコースの艇が安定板を使用していない時よりも伸びが弱くなるので1周1マークでの「まくり」や「まくり差し」といったインコースの艇にとっての危険度は少なくなると普通は考えます。しかし想像してみてください。安定板を取り付けるという事は、風が強烈に吹いていて、水面も荒れた状態になります。いくら安定板を使用して安定すると言ってもかなりの悪条件である事に変わりはありません。

例えばスタート勘もかなり難しくなりますし、旋回にしてもかなり難易度は高くなります。いくら安定板によって伸びが弱くなったとしても悪天候でも巧く操艇できる技術や実力が選手に無ければ必ずしもインコースが有利とは言えないのです。インコースの艇がスタートに出遅れたという場面もあれば、1周1マークでイン逃げを試みたが風の影響で艇が流されてしまったという場面も十分に想定できてしまいます。

それを証明する実際のレース結果を見てみましょう。

競艇 安定板 インコース有利 引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/race/03_20170324.php?day=20170324&jyo=03&type=race_result

上記画像は、江戸川競艇場で先日開催されたGⅠダイヤモンドカップ初日の結果一覧です。この日は第2レースから安定板を使用してのレースになりました。第2レースから第12レースまで全てのレースで1号艇がインコースを取りましたが、結果は11レース中5レースでインコースが逃げ切りました。勝率45%です。通常の江戸川競艇場のインコースの勝率は46%前後、季節によっては50%近い数字になるので安定板使用時の方がインコースの勝率は下がっています。

レース内容に関してもインコースの艇がスタートからダッシュがつかずにまくられてしまうレースや差し込まれて先行された後に道中で抜いてかろうじてインコースが1着を取ったレース、艇が流れてしまい差されてしまったレース、フライングしてしまったレースなど幅広い決まり手が出てきました。

「いや、江戸川はちょっと特殊な競艇場だから」、「他の競艇場なら違うんじゃない」と思われる方もいるかもしれません。ここでは長くなってしまいますので省略させて頂きますが、他の競艇場でも検証させてもらいましたが、必ずしもインコースの勝率が上がるという結果にはなりませんでした。当然、通常時よりもインコースの勝率が高くなる時もありましたが、逆に勝率が低くなってしまっている場合も多々ありました。

安定板を使用した時は、インコースが不利になる、アウトコースの方が勝率は良くなるとは、言い切れるわけはありませんが、間違いなくインコースが有利になるとは言えないというのが結論です。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

まとめ

「安定板を使用するレースはインコースが有利なのか!?」このギモンの検証結果としては、必ずしもインコースが有利になるとは言えないというのが結論です。安定板を使用していないレースであっても安定板を使用しているレースであっても選手の実力的要素が、かなり大きく左右されます。なので競艇の予想をする時には安定板使用になるからといってアウトコースを切り捨ててしまう事はやめてくださいね。

The following two tabs change content below.
debuya
年齢 30代(競艇歴は15年になります。) 好きな競艇選手 桐生順平選手など レースの迫力とモーター音に惹かれて競艇をやり続けているdebuyaです。初心者の頃は負けが込んでいましたが、現在では毎年プラスには持っていけるようになりました。 競艇初心者で私と同じように苦しんでいる方の役に立てるようなブログにしたいと思っています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする