競艇選手を志したのは、母が当時ボートレス浜名湖(浜名湖競艇場)で働いていた事と、高校の先輩の徳増秀樹選手が既に競艇選手としてデビューしていたことから興味を持ったという坪井康晴選手。静岡支部で同期の横澤剛治選手、菊地孝平選手とともに「静岡(遠州)三羽ガラス」と呼ばれています。ここでは坪井康晴選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
1.坪井康晴選手のデータ
生年月日 1977年10月7日
身長 165cm
体重 55kg
血液型 O型
出身地 静岡県浜松市
所属 静岡支部
登録番号 3959
登録期 82期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/3959.php?type=course
その他の坪井康晴選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP坪井康晴を参照してください。
2.主要SGタイトル
ボートレースクラシック(総理大臣杯) (2016年)
グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦) (2006年)
チャレンジカップ(チャレンジカップ競走) (2008年)
3.坪井康晴選手の特徴および寸評
2007年8月、ボートレース大村(大村競艇場)で開催されたGⅡ競艇祭で優勝し、ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で開催された秩父宮妃記念(2005年に優勝)と合わせて年に2回(2007年当時)しか開催されないGⅡの両方を優勝しているという珍しい記録を達成している坪井康晴選手。珍しい記録ですが、強さを証明するような珍記録でもあります。
SGを3度制覇しているだけあって実力がある事は間違いなくSGに出場してくる選手の中でも上位級の実力があり常に上位を争ってくるような存在なのですが、個人的な見解ではありますが、スタート、ターン、整備力などステータスの部分で飛び抜けた何かを持っているという印象はあまりうけません。どちらかというと高いレベルでのミスターアベレージ的な存在に感じます。
進入は基本枠なり進入です。強引なコース取りや前付けをしてくる事はほとんど無い印象です。
平均スタートタイミングは0.17でSG級のトップレーサーに比べればそれほど早いスタートではありません。スタート順位もそれほど上位にこないのである程度のスタートを切ってその後の1マークの捌き勝負といった選手ではないでしょうか。
豪快なイン逃げ、まくり、まくり差し、巧みな差しと自在なテクニックを駆使してきます。トータル的な勝率としてはSG級としては若干物足りないかもしれませんが、1コースから4コースに入れば1着を取れる力を持っていますので坪井康晴選手が登場するレースでは常に注目が必要だと思います。。ただし、5コース、6コースといったアウトコースでは1着を取りきるだけの強さはなく、それほど得意としていない印象をうけます。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
4.まとめ
坪井康晴選手は実力的に競艇(ボートレース)界を代表するトップレーサーの中のひとりだと思います。個人的に評価するのであれば上の中といった感じでしょうか。
SGやGⅠレースのドリーム戦にも常に選ばれて、出場選手の中でも常に優勝争いに絡んでくるトップレーサーなので、坪井康晴選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。