丸岡正典選手(4042・大阪)のデータおよび特徴

良い意味でも悪い意味でも「自然体」の丸岡正典選手。デビューから5年までは競艇(ボートレース)での目標も持っていない生活態度の荒れた平凡な選手でした。自身初となるSG出場になった第32回 笹川賞(現:ボートレースオールスター)で一般戦では勝てるレースがSGでは勝てない悔しさから「勝ちたい」という思いが芽生え、SGで活躍している同期との差を埋める努力をするようになりました。銀河系軍団と呼ばれる85期のひとりで同期には田村隆信選手井口佳典選手森高一真選手湯川浩司選手、佐々木裕美選手、田口節子選手 などがいます。師匠は奈良県在住、大阪支部所属の太田和美選手。丸岡正典選手自身も大阪府出身ですが、現在は奈良県に在住です。

ここでは丸岡正典選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。

*参考
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1.丸岡正典選手に関する話題

1-1.丸岡正典選手の結婚?

2003年に妻の友子さんと結婚。2008年時点で長男と長女がいます。

1-2.丸岡正典選手は馬主?

趣味は競馬で、2011年桜花賞優勝馬マルセリーナや、2011年阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬ジョワドヴィーヴルの一口馬主でもあります。

2.丸岡正典選手のデータ

maruoka-masanori 引用元:Sportsnavi http://sports.yahoo.co.jp/boatrace/photos/detail/332

生年月日 1979年8月21日

身長 171cm

体重 52kg

血液型 O型

出身地 大阪府

所属 大阪支部

登録番号 4042

登録期 85期

maruoka-masanori1 引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/4042.php?type=course

その他の丸岡正典選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP丸岡正典を参照してください。

3.丸岡正典選手の略歴

・1999年11月14日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催された一般戦でデビュー(6コースから2着)。同年12月10日、ボートレース丸亀(丸亀競艇場)で開催された一般戦で初勝利。(6コースから決まり手は抜きで1着)

・2002年3月10日、ボートレース常滑(常滑競艇場)で開催された一般戦 中日スポーツ杯争奪 ドラゴン大賞で初優出。また同レースで6コースから決まり手はまくりで1着になり初優勝も達成。

・2004年1月27日、ボートレース徳山(徳山競艇場)で開催されたGⅠ第18回新鋭王座決定戦でGⅠ初出場。同節、3日目第5レースでGⅠ初勝利。(2コースから決まり手はまくりで1着)

・2005年4月17日、ボートレース平和島(平和島競艇場)で開催されたGⅠトーキョー・ベイ・カップ開設51周年記念でGⅠ初優出。(優勝戦は2号艇から2着)

・2005年5月24日、ボートレース常滑(常滑競艇場)で開催されたSG第32回笹川賞(現:ボートレースオールスター)でSG初出場。同節、3日目第5レースでSG初勝利。(2コースから決まり手はまくりで1着)

・2008年10月13日、ボートレース丸亀(丸亀競艇場)で開催されたSG第55回全日本選手権競走(現:ボートレースダービー)で初優出。優勝戦は1コースからのスタートで道中3号艇の瓜生正義選手との競り合いに勝利し決まり手は抜きで1着。85期・銀河系軍団から4人目のSG覇者となる。

・2011年8月2日、ボートレース徳山(徳山競艇場)で開催されたGⅠ徳山クラウン争奪戦 開設58周年記念競走でGⅠ初優勝。(優勝戦は3コースから決まり手はまくりで1着)

・2012年10月28日、ボートレース福岡(福岡競艇場)で開催されたSG第59回全日本選手権競走(現:ボートレースダービー)で2度目のSG優勝。(優勝戦は2コースからの決まり手は差しで1着)

・2014年10月31日、ボートレース戸田(戸田競艇場)で開催されたGⅠ戸田プリムローズ開設58周年記念、3日目第12レースで通算1,000勝達成。(3コースから決まり手はまくり差しで1着)

4.主要SGタイトル

ボートレースダービー(全日本選手権) (2008年、2012年)

丸岡正典選手の代表的なレースです。

引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=JI3hc9FAy9Q

引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=AKTjr_3QbX0

引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=b5bz5txJ8_c

5.丸岡正典選手の特徴および寸評

丸岡正典選手の代名詞と言えば数々の名勝負です。ファンの記憶に残るような名勝負の中に度々、丸岡正典選手の存在があります。代表的な名勝負をいくつか紹介すると2004年9月13日、ボートレース桐生(桐生競艇場)で行われたGⅠ第49回赤城雷神杯競走 桐生競艇開設記念がそのひとつです。1号艇の田村隆信選手、2号艇の西村勝選手、3号艇の植木通彦選手、5号艇の山崎智也選手、6号艇の丸岡正典選手の5選手が競艇(ボートレース)では珍しい各ターンマークごとに順位が入れ替わる大接戦が生まれました。丸岡正典選手は最終的に写真判定で2着。当時のGⅠ初優勝とはなりませんでしたが、ファンを惹きつけてやまないレースをしてくれました。

また、自身初SG制覇となった2008年10月13日、SG第55回全日本選手権競走(現:ボートレースダービー)の優勝戦も歴史的な大熱戦でした。高勝率選手しか出場できないSGの中でもレベルの高いボートレースダービーにおいて、この年丸岡正典選手は優勝戦に進出します。その優勝戦で3号艇の瓜生正義選手と最終周回の最後の直線までどちらが勝つかわからない熱戦を繰り広げます。

丸岡正典選手が生み出す歴史的な名勝負は結果や技術以上の記憶に残るような熱いレースを生み出してくれます。トップレーサー同士だからこその見る者を魅了するレースは、気持ちのこもった選手でなければ生まれないと思います。

進入は基本枠なりです。よほどの事がない限り前づけなどといった強引に内寄りのコースを取ってくるタイプではありません。

平均スタートタイミングは0.18でSGクラスの選手の中ではけっして早いスタートタイミングとは言えませんが、実際のレースでは順位に影響を受けるような遅れは少ないように感じます。平均スタートタイミングが遅い代わりにフライング(F)は少ない選手と言えます。

SG、GⅠクラスでも十分に勝負できる実力は持っていますのでどこのコースからの登場であっても舟券に絡んでくる確率は高いです。生粋の万能選手とも言えるので丸岡正典選手がどこの競艇場で、どのレースで、どこのコースからのレースであっても予想をする上では注目すべき選手です。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

6.まとめ

丸岡正典選手は、SG、GⅠ競走の中でも優勝争いに加わってくる事のできる選手のひとりです。確かな操艇技術、旋回技術はどのコースからのスタートの時でも連に絡んでくる事を想定したいところです。

これまでにグランプリ(賞金王決定戦)にも3回出場の実績があり、毎年賞金ランキングでも上位にランクインされてくる実力を持っていますので、丸岡正典選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。

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