同期には田中信一郎選手、野添貴裕選手、三嶌誠司選手、仲口博崇選手、山本浩次選手、福田雅一選手など数多くのSG・GⅠ覇者を輩出している「華の69期」と呼ばれている中のひとりである太田和美選手。ここでは太田和美選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
1.太田和美選手のデータ
生年月日 1973年1月6日
身長 165cm
体重 54kg
血液型 A型
出身地 長崎県佐世保市(奈良県在住。途中までは大阪府在住)
所属 大阪支部
登録番号 3557
登録期 69期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/3557.php?type=course
その他の太田和美選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP太田和美を参照してください。
2.主要SGタイトル
グランプリ(賞金王決定戦) (1998年)
グランプリシリーズ(賞金王シリーズ) (2002年、2004年)
グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦) (2012年、2013年)
ボートレースダービー(全日本選手権) (2005年)
チャレンジカップ(チャレンジカップ競走) (2014年)
3.太田和美選手の特徴および寸評
69期生として本栖研修所に入学。卒業記念レースで1着となり本栖チャンプとして注目される存在になります。1991年11月7日に地元のボートレース住之江(住之江競艇場)にてプロデビュー、初出走は2着。そしてそのデビュー節でいきなり優出(2着・2着・1着・2着・1着で優出・優勝戦は5着)するなど、「怪物くん」と称されました。またイチロー似の風貌から、「水上のレーザービーム」とも呼ばれます。
豪快なイン逃げ、まくり、まくり差し、巧みな差しと自在なテクニックを駆使してきます。
基本的なコース取りは枠なりがほとんどで生粋の自在型の選手だと思います。
平均スタートタイミングは0.14でSG級のトップレーサーの中でも速いスタートタイミングです。どのコースであってもレベルの高いスタートを切ってきます。2コースの時だけ若干スタートが遅いのは差しを決める為にあえて若干スタートを遅らせているのかもしれません。
地元のボートレース住之江(住之江競艇場)では強さを発揮していて地元開催の高松宮記念特別競走では無類の強さを誇り、2001年、2005年、2006年、2009年の4度優勝しています。しかし同じく地元開催の太閤賞競走は優勝経験がありません。1998年12月、25歳11ヶ月でボートレース住之江(住之江競艇場)で開催された第13回ブランプリ(賞金王決定戦)で5コースカドから豪快にまくってSG初V。その後しばらくは低迷が続いていましたが、現在でもSG戦線の上位に位置する実力を持っています。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
4.まとめ
太田和美選手は、現在でも毎年賞金ランキングの上位に食い込んでくる実力を持っていて勝率も高くどのレースにおいても注目しておかなくてはいけない存在です。
SGやGⅠレースでも優勝争いに絡んでくるトップレーサーなので、太田和美選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。