山口剛選手(4205・広島)のデータおよび特徴

辻栄蔵選手に続く次世代の広島支部のエースとして期待されている山口剛選手。91期を代表するような選手でもあり同期には川上剛選手、長嶋万記選手、三浦永理選手、久田敏之選手などがいます。

ここでは山口剛選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

1.山口剛選手のデータ

yamaguchi-tsuyoshi 引用元:週間レース http://www.syukan-race.co.jp/back_number/2013/0320/kyoutei_0320_1.html

生年月日 1982年8月23日

身長 161cm

体重 52kg

血液型 A型

出身地 広島県

所属 広島支部

登録番号 4205

登録期 91期

yamaguchi-tsuyoshi1 引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/4205.php?type=course

その他の山口剛選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP山口剛を参照してください。

2.山口剛選手の略歴

・やまと競艇学校時代、リーグ戦勝率5.80(準優出5 優出2)の成績を残した。2002年11月12日、ボートレース宮島(宮島競艇場)で開催された一般戦第1レースでデビュー(6コースから6着)。同年12月11日、ボートレース徳山(徳山競艇場)で開催された一般戦初日第1レースで初勝利(6コースから決まり手はまくり差しで1着)。デビューから17走目。

・2004年5月20日、ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で開催された一般戦サンケイスポーツ杯争奪 第26回さざなみ賞で初優出。また同レースを6コースからまくりで初優勝。

・2005年2月11日、ボートレース徳山(徳山競艇場)で開催されたGⅠ第48回中国地区選手権競走でGⅠ初出場。同節、3日目第9レースでGⅠ初勝利。(6コースから決まり手はまくり差しで1着)

・2007年10月3日、ボートレース平和島(平和島競艇場)で開催されたSG第54回全日本選手権(現:ボートレースダービー)でSG初出場。またSG初登場となった同節、初日第2レースでSG初勝利。(4コースから決まり手は抜きで1着)

・2007年10月23日、ボートレース宮島(宮島競艇場)で開催されたGⅠ宮島チャンピオンカップ開設53周年記念でGⅠ初優出。(優勝戦は1コースから2着)

・2008年1月27日、ボートレース丸亀(丸亀競艇場)で開催されたGⅠ共同通信社杯第22回新鋭王座決定戦競走でGⅠ初優勝。(優勝戦は1コースから決まり手は逃げで1着)

・2008年12月23日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催されたSG第23回賞金王シリーズ戦でSG初優出。(優勝戦は5コースから6着)

・2010年3月22日、ボートレース平和島(平和島競艇場)で開催されたSG第45回総理大臣杯(現:ボートレースクラシック)でSG初優勝。(優勝戦は2号艇だったが1号艇の岡崎恭裕選手がピット離れで出遅れ山口剛選手が1コースを奪取。1周2マークを抜けた段階で4号艇の濱野谷憲吾選手に一度は先行されるも2周1マークで岡崎恭裕選手と濱野谷憲吾選手が競り合うところを差して優勝を決めています)

・2014年、14年度後期の選手級別決定(審査期間:平成25年11月1日~平成26年4月30日)において勝率8.35を記録し勝率1位となる。

3.主要SGタイトル

ボートレースクラシック(総理大臣杯) (2014年)

山口剛選手の代表的なレースです。

引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=1EekWJ8yLjM

引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=GNwg-D6Ymg0

4.山口剛選手の特徴および寸評

山口剛選手の最大の特徴と言えばスタート力と豪快なアウトコースからのまくりやまくり差しです。特に旋回技術に関しては見る者を魅了する豪快ターンを見せてくれます。5コース、6コースからでも1着を狙える数少ない選手のひとりです。(ただ優勝する時の優勝戦のほとんどが1号艇で1コースからのイン逃げという傾向もあります。)

進入は基本枠なりです。どこの競艇場、どのレース、どこのコースからでも1着が狙える選手です。安定的に勝率も高くSG、GⅠでも優勝争いに毎回絡んでくるような実力の持ち主です。

平均スタートタイミングは0.14でSGクラスの選手の中でもトップクラスのスタートタイミングなのではないでしょうか。またどこのコースからのスタートでも安定したスタートタイミングを記録しているのも安定した成績に繋がっているのではないでしょうか。

ただし、山口剛選手は他の選手に比べてフライング(F)の頻度は高めになっています。悪い意味で毎年コンスタントにフライング(F)を切っていて+コンマ07やコンマ09といった競艇(ボートレース)界で言う「非常識なフライング」に該当するようなフライングもちょこちょこ出してしまいます。即刻帰郷なんていう場面も多々あり、近年のSG、GⅠで活躍しきれない部分はこういうところにもあるのかもしれません。

SGタイトルとしては、まだ2014年の総理大臣杯(現:ボートレースクラシック)のひとつしか取れていませんが、毎年コンスタントにSG競走に顔を出してきて、高勝率を叩き出しています。SG、GⅠのハイレベルなレースでも舟券に絡んでくる確率は高いので山口剛選手が登場するレースではどこコースからのスタートでも常に注目が必要です。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

5.まとめ

山口剛選手は、SG、GⅠ競走の中でも優勝争いに加わってくる事のできる選手のひとりです。豪快な操艇技術、旋回技術は特にアウトコースからの登場の時に穴狙いで注目するのもひとつです。

近年は波に乗れていませんが、毎年賞金ランキングで上位にランクインされてくる実力を持っていますので、山口剛選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。

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