2009年にSG賞金王シリーズ戦(現:グランプリシリーズ)に出場した経歴があるなど、決して弱いわけではないのですが、SG競走には縁遠く出場機会もかなり少なく、お世辞にもそこまで注目や人気がある選手(ボートレーサー)ではなかったのですが、2016年、ボートレース福岡(福岡競艇場)で開催されたSG第63回ボートレースダービー(全日本選手権)で45歳にして初のSG優出を果たして一躍注目を集めた芝田浩治選手。芝田浩治選手の今後が期待されます。同期には新田芳美選手、石川真二選手などがいます。
ここでは芝田浩治選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
目次
1.芝田浩治選手に関する話題
1-1.芝田浩治選手、SG優出
前述しましたが、2016年、ボートレース福岡(福岡競艇場)で開催されたSG第63回ボートレースダービー(全日本選手権)で初のSG優出を果たしました。仮に優勝していればSG初優勝が45歳0ヶ月で歴代5位という遅咲きとして一躍注目を集めました。
2.芝田浩治選手のデータ
引用元:ボートレース宮島 ボートピア呉宮島 http://www.boatrace-miyajima.com/news/back_number.php?page=3
生年月日 1971年10月17日
身長 168cm
体重 52kg
血液型 B型
出身地 兵庫県
所属 兵庫支部
登録番号 3484
登録期 66期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/3484.php?type=course
その他の芝田浩治選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP芝田浩治を参照してください。
3.芝田浩治選手の略歴
・1990年5月10日、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催された一般戦でデビュー。
・2002年3月16日、ボートレース平和島(平和島競艇場)で開催されたSG第37回総理大臣杯競走(現:ボートレースクラシック)初日第1レースでSG初出場(5コースから3着)。同節、2日目第9レースでSG初勝利。(1コースから決まり手は逃げで1着)
・2016年10月30日、ボートレース福岡(福岡競艇場)で開催されたSG第63回ボートレースダービー(全日本選手権)でSG初優出(優勝戦は5コースから5着)
4.主要SGタイトル
なし
芝田浩治選手の代表的なレースです。
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=C7pJs8CY46Q
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=9BzZ-3h8OD8
5.芝田浩治選手の特徴および寸評
イン戦専門の選手ではなく、どちらかと言えば自在型の選手だと思うのですが、優勝した優勝戦のレースや重要な局面で結果を出したレースでは、ほとんどが1号艇、1コースからの逃げに結果的になってしまっています。1コース以外でも戦えない選手ではないのですが、1コースでの勝率、2連対率の高さからインコースが強い選手という印象になってしまっています。結果的には優勝回数の多さや高勝率を叩き出している最大の要因は1コースでの強さにあると思います。
進入は基本枠なりです。イン専門の選手ではないので当然と言えばそれまでですが、節間の中でうまく1号艇に割り振られた時は注目が必要です。
平均スタートタイミングは0.16でSGクラスの選手の中でも遜色のない平均的なスタートタイミングと言えます。スタート事故も長年現役生活をしていても年に1~2回あるかないかといった感じの比較的少ない選手と言えます。
SG、GⅠの優勝経験は無く、一般戦での優勝数で賞金ランキングを上げているのが現状かと思います。一般戦であればどこのコースでも舟券に絡んでくるケースが多いと思います。特にグレード問わず1号艇からの登場で1コースに入れると思われるレースでは舟券購入必須です。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
6.まとめ
芝田浩治選手は、まだSGタイトルはおろかGⅠタイトルにも手が届いておらず、注目度は低いかもしれませんが、ベテランの領域に入ってくる40代にしてなお好成績を残してきているのは、晩成型でこれから更に好成績を出してくるのではないかと期待させられる存在です。
SG、GⅠ競走では勝ち切れていませんが、それでも比較的コンスタントに賞金ランキングでも上位にランクインされてくる実力を持っていますので、芝田浩治選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。