2015年(平成27年)12月よりナイター設備工事に着手し、2017年(平成29年)4月からナイター競走がスタートしたボートレース下関(下関競艇場)。
2009年のボートレース丸亀(丸亀競艇場)以来、全国では6場目、中国地方では初のナイターボートレース場の誕生となりました。
近年、ナイターレースに移行させたこともあって他の競艇場よりも照明が高い位置にあり、LEDを使った照明灯になっているので全国の競艇場の中で「一番明るいナイター場」に仕上がっています。
ここでは競艇(ボートレース)の舟券を購入する上で重要なボートレース下関(下関競艇場)の水面の特徴や攻略法、コース別データ、モーター情報を紹介させて頂きます。
目次
下関競艇場の水面特徴
海水で静水面な下関競艇場
ボートレース下関(下関競艇場)は、瀬戸内海に面しているため、大潮の高潮時のみ1マーク側から海水が流入して「うねり」が発生するものの、ほとんどのレースが静水面になる傾向にあります。
高潮時の「うねり」が発生するとまくりが流れやすくなり、インコース有利となるが、逆に静水面の時には若手選手のスピード戦が見られ、ベテラン選手には受難の水面に変化します。
海水のため体重差が出にくく、重量級レーサーの豪快なモンキーターンも多くみられます。
更に広い水面、ピットから2マークまでの広さはピット離れにも差を生み出します。
イン逃げ対まくりになりやすい下関競艇場
2006年12月から待機行動時間が1分50秒から1分40秒と10秒短縮されました。
これにより深インの傾向が少なくなりインコースの入着率が上がっています。
節全体の流れでみると、前半の日は伸びるセンターコース中心のレースが多く、後半の日はスタート勘をつかんだ選手中心のレースとなり、スタート勘をつかんだ選手が好枠に乗るレースのインコースの入着率は必然的に高くなります。
1マーク側に「マワリしろ」がたっぷりある為、まくり対イン逃げという構図が節の前半と後半で大きく変化する水面です。
ボートレース下関(下関競艇場)の水面のサイズは、大時計から対岸までは150m、スタンドから1マークまでが43mと少々狭いが、1マークから対岸までは123mもあるため、思い切った全速ターンが可能な水面になっています。
また、本番ピットから大時計までが320mもあり、助走を十分に取れるので、まくりも多く決まる傾向にあります。
海沿いならではの風がポイントになる下関競艇場
夏場はバック側の横風、冬場はスタンド側からの横風がよく吹く。この横風が曲者で、スタート付近で向かい風が追い風に知らぬ間に変わりフライングしてしまうということがあります。
また向かい風はまくり有利、追い風はイン逃げ有利という一般的なセオリーはボートレース下関(下関競艇場)では当てはまらず、微妙に変わる風を読み切った選手が好成績を残す傾向にあります。
地元選手の方が有利と思うかもしれないが、地元選手だからこそスタート事故を起こせないという意識が強く、より慎重になることも考えられます。
引用元:ボートレース下関オフィシャルHP http://www.shimonoseki.gr.jp/01suimen/01suimen.htm
下関競艇場のコース別データ
引用元:boat race official HP http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=19
ボートレース下関(下関競艇場)は広い水面なので様々な決まり手が出る水面ですが、待機行動時間が短縮された事もあってかやはりインコースが高い勝率を上げている事がうかがえます。
下関競艇場のモーター情報
ボートレース下関(下関競艇場)のモーターデータに関してはボートレース下関HPモーター抽選結果を参照ください。
ボートレース下関(下関競艇場)では2010年1月30日からの開催より、減音モーター(ヤマト301型)を採用しています。
ボートレース下関(下関競艇場)のモーター交換時期は2月になります。
2月よりも以前であれば、データはかなり重要度が高いですが、2月以降の3月や4月であれば、まだデータも定まっていませんので要注意です。
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
*上記リンクは外部リンクです。
まとめ
ボートレース下関(下関競艇場)は、瀬戸内海に面している競艇場の中では「うねり」の影響も少なく、比較的静水面なので水面が広い事もあってかなり迫力のあるスピード戦が見れるかと思います。
予想をする上でも節間通しての選手の調子の良し悪しが大きく影響してくるかと思いますので、その点を注意して予想されてみてはいかがでしょうか。
ボートレース下関(下関競艇場)で開催されるレースの時の参考に是非してみてください。