競艇はなぜヨーイドンでスタートしない!?初心者でもわかる競艇のスタートの仕組み!

こんにちは。debuyaです。
競艇初心者の方が競艇のスタート方法において疑問に思うひとつに、「どうして競艇ってヨーイドンで横一列にスタートしないの?」という疑問があるかと思います。
自分も競艇を初めてみた時は、勘違いしていてピットアウトの時点でスタートしてレースが始まったとと勘違いしてましたからね。笑

競艇のスタートまでには、ピットアウトからのコース取り、スタートタイミングなど選手間で様々な駆け引きが行なわれ、横一列にヨーイドンでスタートできない理由がしっかりと存在しています。
今回は競艇初心者のために競艇におけるスタートに関して徹底的解剖したいと思います。

そもそも競艇とはどんな競技?

競艇とは
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP
https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level1/l1_01_01_02.html

競艇とは1レース6艇で順位を競い合います。
各艇には色が振り分けられていて1号艇は白色、2号艇は黒色、3号艇は赤色、4号艇は青色、5号艇は黄色、6号艇は緑色になります。
この色分けは、全国どこの競艇場にいっても共通です。

競艇とは
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP
https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level1/l1_01_01_03.html

競艇はスタートラインをスタートしてから1周600mを3周して勝負を決めます。
スタートラインと言っても競艇は水面でレースをする競技なので陸上の上で行なうような競技のように目に見えるスタートラインというのはありません。
見えないスタートラインの空中にロープが張ってあります。
そのロープがひとつの目安になります。

競艇独特のスタート「フライングスタート方式」

競艇 フライングスタート方式

さて、この競艇独特のスタート方法、「フライングスタート方法」というのが競艇初心者の頭を悩ます難しいスタート方法です。
まず、理解して欲しいのは競艇で使用されるボートにはブレーキが付いていません。
ボートに備え付けられているモーターは、始動させると動きっぱなしなのでボートに付いているアクセル(レバータイプ)を握っていなくてもボートは勝手に進んでしまいます。
そのため6艇全てが同じ場所から同じタイミングでスタートする事ができないのです。
競艇のように決められた時間内にスタートラインを通過する方法の事を「フライングスタート方式」と言われています。

競艇 フライングスタート方式

競艇のスタート地点には選手がスタート目安を知るための大時計が設置されています。
この大時計の針が0秒を示す時にスタートラインを全速で越えなければいけません。
全速で超えなくてはいけない理由は、当たり前ですがレースなので他の選手よりも速くスタートラインを超えて先行したいからです。

大時計が0秒を示す前にスタートラインを超えてしまうとフライングで失格、1秒以上遅れてスタートしてしまうと出遅れで失格になってしまいます。
この選手たちはレース途中でアナウンスによって宣告され、レースに参加できなくなります。
フライングや出遅れをした選手が絡んでいる舟券は全て全額返還になります。

競艇の1レースにおけるピットアウトからスタートまでの流れ

競艇 スタート

競艇は、合図と同時にピット(選手達が待機している場所)からピットアウトして選手達はコース取りを行います。
競艇の場合1号艇が1コース、2号艇が2コースというようにスタートするコースが決まっているわけではありません。
6号艇がピットアウトから1コースを取る場合もありますし、1号艇が外のコースに押し出される場合もあります。

ちなみに1号艇が1コース、2号艇が2コース、3号艇が3コース、4号艇が4コース、5号艇が5コース、6号艇が6コースというように艇番通りにスタートされる事を「枠なり進入」と言います。

*競艇のスタート時のコース取りについて詳しく知りたい方は難しいと勘違いしてませんか?競艇のスタート位置を決めるコース取りを徹底解剖を参照ください。

このコース取りを争ったのち大時計が0秒を示すタイミングを見計らってスタートになります。
ボートレース平和島から動画が配信されていますので参考にしてみてください。


引用元:YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TOYQvgz6if8

ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
*上記リンクは外部リンクです。

まとめ

競艇は、他の競技とは違い、独特なスタート方法が用いられています。
それゆえに競艇の勝負はスタート前から始まっています。
選手によってはスタートが得意な「スタート巧者」と言われている選手もいますし、スタートが苦手な選手も存在しています。
ただしスタートの巧さ0秒スタートに近いスタートが出来る選手の方が強い傾向にあるのは言うまでもありません。

実際に競艇のレースを見る際にはスタートに注目してスタートが巧い選手、下手くそな選手を見極めてみてください。

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