こんにちは。debuyaです。
競艇をずっとしていると、ある選手がフライングを犯してしまうことがあります。
競艇でフライングが発生すると払い戻し(賭けたお金が返金される)というのをご存知でしょうか!?
競艇の場合、スタートでフライングを犯してしまうとフライングをした選手は「失格」になってしまいレースに参加することができなくなってしまいます。
レースに参加できないということは、舟券が当たるとか当たらないという以前の問題になるため、フライングを犯した選手に絡んだ舟券は全て払い戻しされます。
レース実況では返還欠場とアナウンスされます。
この場合、舟券を競艇場に設置されている払い戻し機に入れればフライングに該当する舟券が賭け金そのままに返ってきます。
ただし、フライングの選手に関係のない舟券は、そのまま有効になります。
そのため仮に1-2-3の3連単を持っていて4号艇がフライングしたとして、最終着順が2-1-5であれば単純にハズレになります。
逆に最終順位が1-2-3になれば購入した舟券は的中になります。
ただし、フライングによる返還欠場が発生した場合、当初のオッズから配当がガクッと下がります。
競艇のフライングについてさらに詳しく知りたい方は競艇のフライングについてご紹介!競艇初心者の方は知っておきたい基本知識!!を参考にしてみてください。
目次
競艇のフライング以外で払い戻しと勘違いされるケース
競艇のフライングが発生すると払い戻しが発生するというのは知っている方も多くいますが、他の場合はどうなるのかという点をご存知ない方も数多くいらっしゃいますのでいくつかのパターンを紹介したいと思います。
競艇のスタートで出遅れた場合の払い戻し
競艇は「フライングスタート方式」という競艇独特のスタートを採用しています。
理由は競艇で使うボートとモーターにはブレーキが付いていないので静止した状態から「ヨーイドン」という方法ができないからです。
ただ、「フライングスタート方式」になるとフライングというリスクも当然ありますが、同時に「出遅れ」というリスクも出てきます。
いざスタートというタイミングでモーターが止まってしまった、タイミングを見誤ってしまった、ボーッとしてしまったなど理由は様々ですが、出遅れる場合が数少ないですがでてきます。
舟券を購入する私たちの立場で言うと出遅れの場合も返還欠場になり、出遅れした艇に関係する舟券は全て払い戻しとなります。
競艇のスタートの仕方について詳しく知りたい方は競艇はなぜヨーイドンでスタートしない!?初心者でもわかる競艇のスタートの仕組み!を参考にしてみてください。
競艇のレースで転覆した場合の払い戻し
競艇は、水の上をボートでレースする競技です。
そのためボートが転覆するというリスクも当然出てきます。
競艇初心者の方が一番気になるのは自分が買った舟券、艇が転覆してしまった時に返還されるのかという点だと思いますが、転覆は払い戻しされません。
そのままハズレ舟券へと変わっていきます。
転覆してしまうと選手自身もショックですが、その選手に期待して舟券を購入したファンも当然いるので転覆して救助艇に乗せられた選手は、観客席に謝罪の意味を込めて頭を下げながら戻っていきます。
競艇のレースでその他の失格になった場合の払い戻し
フライングや出遅れ、転覆以外に稀ですが、出走表に組み込まれているのに出走しなかったなどという場合もあります。
基本的な考え方で舟券を買った選手がレースに参加したのであれば返還欠場にはなりませんし、レース自体に選手が参加できなかったという状況であれば返還欠場になり払い戻されます。
私たちファンとしては、お金が返ってくる返ってこないだけの問題になりますが、選手目線でいうとフライングも含めてレースに参加できていないということは、それだけ売上の数字を減らすことにも直結してくるので競艇を運営している競艇場サイドから厳重注意や罰則が選手たちに与えられます。
また、フライングなどによる失格の選手が4選手以上出た場合、3連単が物理上成立しなくなります。
このような不成立になった場合も払い戻しされます。
競艇の待機行動違反や妨害失格、不良航走などになった場合の払い戻し
競艇選手が待機行動違反や妨害失格、不良航走など減点対象になるような行動をレース中に行ってしまった場合は、選手に対しては減点対象になりますが、舟券としては通常と変わらないので払い戻しにはなりません。
仮にレースは1-2-3の順番でゴールしたとして、1号艇が失格になって着順が与えられなかったとしたら1着は2号艇になります。
また、払い戻しになるかならないかは場内アナウンスなどで案内がありますのでしっかり聞いておきましょう。
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
*上記リンクは外部リンクです。
まとめ
どんなギャンブルでも言えるのですが、当たるか当たらないか、お金が増えるか減るかがギャンブルの基本になりますが、競艇の場合、賭けた舟券が返金の対象になる場合があります。
そのひとつがフライングによる払い戻しです。
競艇でフライングという出来事は運営側、選手側、ファン側、全ての関係者にとって良いことではありません。
ご自身が賭けたレースでフライングなどが発生した場合には「お手持ちの舟券は大切にお持ちください!」