1年間に行われるSG競走の中で最初に開催されるのが、SGボートレースクラシック(総理大臣杯)です。
前年のGⅠ優勝者や優勝回数上位者が出揃うSG競走の中でもハイレベルな戦いになるSGと言えます。
1966年3月10日~15日までの日程で開催された「第1回鳳凰賞(ほうおうしょう)」から1988年(昭和63年)の第23回大会より「総理大臣杯(そうりだいじんはい)」と呼ばれるようになり、2014年(平成26年)の第49回大会より「ボートレースクラシック」の通称が用いられるようになっています。
施行競艇場は原則として、各ボートレース場の持ち回りになっており、現時点では偏った開催場も無い状態です。
ここではSGボートレースクラシック(総理大臣杯)の概要をご紹介していきます。
ボートレースクラシック(総理大臣杯)出場資格
・前年度優勝者
・前年のグランプリの優勝戦出場者(6名)
・前年1月1日~12月31日に行われたSG・GⅠ・GⅡ競走における優勝者
・前年1月1日~12月31日に行われたGⅢ以下の競走における優勝戦回数上位者
選出除外
・前回(前年)のボートレースクラシックからグランプリのSG優勝戦で選手責任事由のスタート事故を起こした選手。
・前年のボートレースメモリアルからグランプリ(シリーズ戦)のSG準優勝戦で選手責任事由のスタート事故を起こした選手。
・前年のグランプリ(トライアル、順位決定戦)で選手責任事由のスタート事故を起こした選手。
・負傷・病気等により出場を辞退した選手。
・選考期間から鳳凰賞前検日までに褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手。(一部を除く)*これは、出場が決まっていても取消の対象。
ボートレースクラシック(総理大臣杯)賞金
優勝賞金 3,500万円
ボートレースクラシック(総理大臣杯)競走スケジュール
ボートレースクラシック(総理大臣杯)は、通常の6日間開催と同じで1日目から4日目までは予選を行い(初日第12レースはドリーム戦)、5日目に予選の得点率上位者18名によって準優勝戦(計3レース)が行われ、最終日に準優勝戦の各レース1着、2着者の計6選手によって優勝戦が行われます。
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まとめ
前年のグランプリ(賞金王決定戦)の熱気から年を跨いで静かになった競艇(ボートレース)界において、年間のSG戦線の開幕戦とも言うべきボートレースクラシック(総理大臣杯)。
この大会で好成績を残す事が出来れば賞金ランキングにおいて優位な立場になる事ができます。
前年からの流れや勢いの余韻が残る中、今年のSG戦線の主役を占うような大会になり、ファンとしても今年は誰が調子が良くて、誰が調子が悪いのか注目が集まるところです。