1996年(平成8年)に新しく国民の祝日に加わった「海の日」を記念して誕生したSGオーシャンカップ(オーシャンカップ競走)。
基本的な出場条件が、プレミアムGⅠ、GⅠおよびGⅡ競走の優勝戦における着順点上位選手になるため、GⅡ以上の競走においてもコンスタントに優勝戦に進出できる実力が必要になってくるSG競走になります。
施行競艇場は原則として、各ボートレース場の持ち回りになっており、現時点では偏った開催場も無い状態です。
ここではSGオーシャンカップ(オーシャンカップ競走)の概要をご紹介していきます。
オーシャンカップ(オーシャンカップ競走)出場資格
優先出場権
・前年度優勝者
・前年のグランプリの優勝戦出場者(6名)
・直前のSG競走であるグランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)の優勝者
・前年5月1日から当年4月30日までのプレミアムGⅠ、GⅠおよびGⅡ競走の優勝戦における着順点上位選手
・着順点 1着10点、2着9点、3着6点、4着5点、5着4点、6着3点、スタート事故-10点、妨害失格-7点、選手責任失格-5点、選手責任外失格0点、GⅠ、GⅡ競走1節6日間出場1点(優勝戦得点が並んだ場合はプレミアムGⅠ、GⅠ、GⅡにおける着順点上位順に選出)
*ただしプレミアムGⅠ、GⅠ、GⅡ優勝戦進出0回の場合は選出順位に入らない
*A1級でなくても出場可能
選出除外
・選考期間内のプレミアムGⅠ、GⅠ、GⅡ優勝戦進出0回の選手
・選考期間内の出走回数160走未満の選手
*上の2つは優先出場選手を除く
・前回(前年)のオーシャンカップ(オーシャンカップ競走)から開催年のグランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)のSG優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
・前年のグランプリ(シリーズ戦)から開催年のグランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)のSG準優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
・前年のグランプリ(トライアル・順位決定戦)で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
・選考期間からオーシャンカップ(オーシャンカップ競走)前検日までに褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手。(一部を除く)※出場が決まっていても取消の対象になります
・負傷、病気等により出場辞退を申し出た選手
オーシャンカップ(オーシャンカップ競走)賞金
優勝賞金 2,500万円
オーシャンカップ(オーシャンカップ競走)競走スケジュール
オーシャンカップ(オーシャンカップ競走)は、通常の6日間開催と同じで1日目から4日目までは予選を行い(初日第12レースはドリーム戦)、5日目に予選の得点率上位者18名によって準優勝戦(計3レース)が行われ、最終日に準優勝戦の各レース1着、2着者の計6選手によって優勝戦が行われます。
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*上記リンクは外部リンクです。
まとめ
オーシャンカップ(オーシャンカップ競走)は、GⅡ競走以上の優勝戦を事故なく活躍した選手達が集うハイレベルなSG競走です。
GⅡ競走以上の優勝戦で活躍できるという事は、SG競走においても優勝戦を狙える選手ばかりのメンバーになります。
歴史の浅いSGですが、ハイレベルなレースが繰り広げられますので是非注目してみてください。