SG級の全国規模の名選手を多数抱える割には、施設の規模の小ささもあって、SGの開催は草創期に現在の笹川賞競走の前身にあたる全国地区対抗競走が1度開催されたのみで、現在のSGのスタイルになってからは2016年7月13日~18日に初めてのSGオーシャンカップ競走が開催されることが決定したボートレース鳴門(鳴門競艇場)。
ここでは競艇(ボートレース)の舟券を購入する上で重要なボートレース鳴門(鳴門競艇場)の水面の特徴や攻略法、コース別データ、モーター情報を紹介させて頂きます。
目次
鳴門競艇場の水面特徴
全国の競艇場の中でもかなり狭い鳴門競艇場の第1ターンマーク
ボートレース鳴門(鳴門競艇場)の競走水面の幅は、第1ターンマークのホーム側が45m、バック側が80mと、全国の競艇場の中でもかなり狭い競艇場に位置します。
以前までは、狭い水面の割にはイン逃げが決まりやすい水面と言われていましたが、近年は、第1ターンマークの狭さを利用して3コース、4コース辺りからの「まくり」が威力を発揮しています。
鳴門競艇場は波やうねりが少ない水面
「うねり」で有名な鳴門海峡ですが、ボートレース鳴門(鳴門競艇場)に関しては、防波堤があるので大きな波やうねりはありません。
そのため「まくり」や「まくり差し」といったセンターコースからの全速戦が効きやすくなります。
季節風の影響が大きい鳴門競艇場
風の影響によってはインコースが絶対にはなりません。
冬場は「六甲おろし」、夏場は「甲子園の浜風」によって向かい風が吹きます。
この追い風状態になるとダッシュをつけたアウトコースの選手が向かい風の中を力強く出ていきます。
風の影響と合わせて施設をリニューアルした事も影響してスタートタイミングが取りづらい競艇場でもあります。
スタート感に慣れていない間は凸凹のスタートタイミングになりやすく、この場合には「まくり差し」が決まりやすくなります。
選手間で言われる「鳴門の花道」とは!?
バックストレッチの内側にすごく伸びる位置があり、選手間では「鳴門の花道」と言われています。
1周1マーク旋回後に6コースから最内を差した選手がバックストレッチで伸びて1着になるケースや、4、6コースから差してきた選手が舟券に絡んでくるといった展開もあります。
引用元:boat race official HP http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=14
鳴門競艇場の潮見表
ボートレース鳴門(鳴門競艇場)の潮見表に関してはボートレース鳴門HP潮見表を参照ください。
ボートレース鳴門(鳴門競艇場)ではうねりや潮などの影響を受けてレース結果が大きく変化していきます。
そのため、全国の競艇場HPでも珍しく潮見表を掲示しています。
潮の満ち引きはレース展開に大きく影響を与えます。
干潮時ならまくりが決まりやすくなり、満潮時ならイン逃げが有利になります。
満潮時は、選手も乗りにくいらしくレースも荒れた展開になりやすくなります。
満潮時でも水位の上昇中と下降中では結果が大きく異なり、下がってきているときのほうが断然乗りやすくなるそうです。
鳴門競艇場のコース別データ
引用元:boat race official HP http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=14
データでも解るように1コースからのイン逃げに次いで3、4コースからのまくりが大きなウエイトを占めています。
2コースからの差しの決まり手もありますが、2コースまくりのウエイトが大きいのもボートレース鳴門(鳴門競艇場)ならではの特徴ではないでしょうか!?
鳴門競艇場のモーター情報
ボートレース鳴門(鳴門競艇場)で使用されるモーターデータに関してはボートレース鳴門HPモーター&ボートデータを参照ください。
2010年3月10日、初日の開催より大型吸気サイレンサー付き減音型のモーターが採用されている。
ボートレース鳴門(鳴門競艇場)のモーター交換時期は4月になります。
4月よりも以前であれば、データはかなり重要度が高いですが、4月以降の5月や6月であれば、まだデータも定まっていませんので要注意です。
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
*上記リンクは外部リンクです。
まとめ
第1ターンマークの狭さが、1周1マークの攻防に迫力を与えるボートレース鳴門(鳴門競艇場)。
センターからアウトコースにまくれる選手が入りそうなレースであれば特に幅広い3連単の決着になりやすい傾向があります。
舟券を購入する際には、5、6コースの選手であっても侮れない競艇場だと言えます。
ボートレース鳴門(鳴門競艇場)で開催されるレースの時の参考に是非してみてください。