中学生の時、マンガがきっかけでJRAの騎手になりたいと思ったが、入学資格の体重まで減量しきれずに断念。県内有数の進学校に入学はしたものの、勉強を真剣に取り組む気になれなかった。高校3年時に親から競艇(ボートレース)ならお前の体重はちょうどだぞと競艇学校のパンフレットを渡され、迷うことなく受験。一発合格を果たすという経歴を持つ石渡鉄兵選手。74期生としてデビュー。同期には辻栄蔵選手、守田俊介選手、鳥飼眞選手、勝野竜司選手などがいます。
ここでは石渡鉄兵選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
*参考
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目次
1.石渡鉄兵選手に関する話題
1-1.石渡鉄兵選手は五郎丸にそっくり?
ラグビーW杯で快挙を成し遂げた日本代表にあってひときわ人気が高い五郎丸歩選手と競艇(ボートレース)界の石渡鉄兵選手がそっくりだと話題になっています。ボートレース住之江(住之江競艇場)で行われたGⅠ競走の選手紹介では「ボート界の五郎丸」と紹介されています。ボートレースファンの間ではホクロの位置まで一緒と話題になっています。
当の石渡鉄兵選手本人も似ていることはまんざらでもないようで勝利者インタビューでは「次も良いゴールが出来るように頑張ります!」と五郎丸選手を意識したコメントもしています。
1-2.石渡鉄兵選手のものまね?
2015年12月15日に放送された「ものまねグランプリ」に五郎丸選手のものまねで出演。後日開催されたSGグランプリ/グランプリシリーズの選手紹介でも五郎丸選手の代名詞と言えるプレスキックの構えを披露し、「ものまねグランプリでは活躍できなかったんですけど、グランプリシリーズでは活躍できるよう頑張ります!」と挨拶した。
1-3.石渡鉄兵選手の家族?
家族構成は妻、長男、次男、長女の5人暮らし。
1-4.石渡鉄兵選手の師匠?
色々調べてみましたが石渡鉄兵選手の師匠がどなたなのかはわかりませんでした。弟子に作間章選手がいて5歳差の師弟関係だという事でも有名です。
2.石渡鉄兵選手のデータ
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ http://www.pstar.jp.net/?attachment_id=685
生年月日 1974年12月6日
身長 160cm
体重 54kg
血液型 O型
出身地 千葉県市原市
所属 東京支部
登録番号 3716
登録期 74期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP
http://app.boatrace.jp/data/racer_search/3716.php?type=course
その他の石渡鉄兵選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP石渡鉄兵を参照してください。
3.石渡鉄兵選手の略歴
・1994年5月、ボートレース多摩川(多摩川競艇場)で開催された一般競走でデビュー。
・1996年9月18日、ボートレース江戸川(江戸川競艇場)で開催された一般戦 第21回報知新聞社杯で初優勝。
・2005年6月7日、ボートレース江戸川(江戸川競艇場)で開催されたGⅠ江戸川大賞でGⅠ初優出。(優勝戦は3コースから2着)
・2009年11月19日、ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)で開催された一般戦 日本レジャーチャンネルカップ競走2日目第4レースで通算1,000勝達成(2コースから決まり手差しで1着)。また同節は、優勝戦も2コースから決まり手は差しで1着。優勝している。(通算35回目)
・2010年10月20日、ボートレース江戸川(江戸川競艇場)で開催されたGⅠ江戸川大賞開設55周年記念でGⅠ初優勝。(優勝戦は3コースから決まり手は抜きで1着)
・2010年11月28日、ボートレース唐津(唐津競艇場)で開催されたSG第13回チャレンジカップ競走(現:チャレンジカップ)でSG初優出。(優勝戦は6コースから6着)
・2016年5月19日、ボートレース平和島(平和島競艇場)で開催された、開設62周年記念 GⅠトーキョー・ベイ・カップ最終日第6レースで通算1,500勝達成。(2コースから決まり手は差しで1着)
4.主要SGタイトル
なし
石渡鉄兵選手の代表的なレースです。
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=_SvLZN-25xU
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=Zej_ugf9z4c
5.石渡鉄兵選手の特徴および寸評
「江戸川鉄兵」という愛称で知られる石渡鉄兵選手は全国一の難水面として知られるボートレース江戸川(江戸川競艇場)の江戸川巧者として有名です。ボートレース江戸川(江戸川競艇場)は誰よりも愛し自信を持っている舞台のようで、本人も一番レースをこなす地元の水面が得意じゃないと話しにならないという思いのようです。
デビュー戦となったボートレース多摩川(多摩川競艇場)で、新人選手としてスタンドのファンに挨拶をしたのだが、そのとき石渡鉄兵選手は「僕は江戸川が大好きです。将来は江戸川で勝てるような選手になります」と宣言し、多摩川のファンや関係者を慌てさせたという話しは有名な話しです。(江戸川が新人デビューの水面になる事はない)
近年は毎年SG、GⅠ競走には顔を出してくるのですが、優勝争いをするには物足りない実力というのが正直な感想です。一般戦レベルであればそこそこ優勝もコンスタントにしていくのですが、トップレーサー相手になると分が悪いようです。
進入は基本枠なりです。よほどの事がない限り前づけなどといった強引に内寄りのコースを取ってくるタイプではありません。
平均スタートタイミングは0.13でSGクラスの選手の中でもかなり早いスタートタイミングと言えます。フライング(F)などのスタート事故もかなり少なくスタート力に関してはかなり優秀な選手と言えると思います。難水面ボートレース江戸川(江戸川競艇場)をホームプールとしていてスタートの難しい水面に慣れているからかもしれませんね。
SG、GⅠクラスでは、高配当狙いとしての要素が高く、一般戦に関しては常に舟券に絡んでくると思って良いと思います。ただしSG、GⅠクラスであってもボートレース江戸川(江戸川競艇場)が舞台であれば常に注目すべき選手に変わります。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
6.まとめ
石渡鉄兵選手は、SG、GⅠ競走の中では物足りないかもしれませんが、一般戦では常に優勝争いに加わってくる事のできる選手のひとりです。特にボートレース江戸川(江戸川競艇場)でのレースであれば常に3連対を考えたい存在です。
SG、GⅠ競走では勝ち切れていませんが、それでも毎年賞金ランキングでも上位にランクインされてくる実力を持っていますので、石渡鉄兵選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。