競艇の事故点、事故率とは!?初心者が知るべき競艇選手の罰則!

「競艇の事故点、事故率ってなに!?」

「競艇の事故点、事故率って予想の時に必要なの!?」

今回は、こんな疑問を持たれている競艇初心者さんに事故点、事故率について紹介したいと思います。

競艇 事故点 事故率

こんにちは。debuyaです。
競艇初心者さんのあなたは、事故点や事故率って聞いたことがありますでしょうか!?

競艇選手(ボートレーサー)がレースを行っている際にフライングや転覆、妨害といった選手責任が問われる違反に対して減点として事故点というものが選手に与えられます。
この事故点はレースが行われている節間の予選突破、準優勝戦に進出出来るか出来ないかの得点ランキングに影響してきます。
また長期的な部分で言うとA1、A2、B1、B2といった級別のランクにも影響を及ぼしてきます。

私たち競艇ファンとしても選手の事故点や事故率が予想に大きく影響してきます。
なぜなら選手にとって事故点や事故率が上がってしまうと罰則が大きくなるので事故点や事故率が高い選手が勝負しにくい状況が生まれるからです。
そういった選手の状況も頭に入れながら予想をする必要があります。

そこで今回は、競艇選手にとって喜ばしくない事故点、事故率について紹介したいと思います。

競艇の節間での減点

競艇 事故点 事故率
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP
http://app.boatrace.jp/race/2014/15_20140716_information.php

競艇の事故点は、節間の得点ランキングに対しては減点という形で影響します。
予選で稼いだ得点に対して違反による減点を引いて出走回数で割った得点が予選の得点率になります。
そのため、どれだけ予選で得点が高くても転覆や妨害、不良航走、待機行動違反などで減点が増えてしまうと予選突破が難しくなってしまいます。

競艇の級別での事故率

競艇 事故点 事故率

前期 級別審査対象期間 前年5月1日~前年10月31日まで

前期 級別実施期間 当年1月1日~当年6月30日まで

後期 級別審査対象期間 前年11月1日~当年4月30日まで

後期 級別実施期間 当年7月1日~当年12月31日まで

競艇選手の級別審査は年に2回行われます。
成績を集計する級別審査対象期間と、そのランク分けが反映される級別実施期間に分かれています。
各競艇場(ボートレース場)への斡旋予定の関係から、審査終了の2ヶ月後に反映されるという事になります。

競艇 事故点 事故率
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP
http://www.boatrace.jp/enjoy/guide/jiten/12/y_085.html

どれだけ高い勝率を稼ぎ出したとしても事故点が規定内に収まっていないとランク(級)を上げることはできません。その基準が事故率になります。
競艇における事故率とは任意に設定された級別審査対象期間内の事故点の合計を出走数で割る事によって事故率を算出します。

B2級以外の全ての級で事故率が0.70を越える(計算上は0.705以上)と事故率オーバーとしてそれ以外の条件に関係なくB2級まで落ちてしまいます。
級別審査以外でも(ヤングダービー)新鋭王座決定戦競走、レディースチャンピオン(女子王座決定戦競走)は任意の審査期間内を設定しており、2012年開催分からはすべての選手が事故率が0.40未満(計算上は0.394以下)でなければ出場する事ができません。

事故点に関してはフライング(F)と選手責任の出遅れが20点(優勝戦は30点)、妨害失格が15点、転覆、落水、沈没、不完走、欠場など選手責任の失格が10点、不良航法、待機行動違反が2点と定められています。
失格原因が不良航法の場合は2つ重ねて事故点がつきます。(失格10点と不良航法2点の併科となり、合計12点になります)

級別審査とは直接的な関係はないが、審査期間において勝率3.00以上を維持できない場合で事故点が1.00を越えた場合、一定期間において斡旋保留になる「選手出場あっせん保留基準第8号」俗に言う「8項」と呼ばれる規定が存在します。
ただし、これには適用除外の条件が別に定められていて、登録6期目(3年目)までの新人選手であるか、出走回数が50回未満であれば8項の適用を回避できます。
この8項の適用を受けた選手は事実上の引退勧告となります。

競艇の罰則で特に厳しいフライング

競艇 事故点 事故率

競艇選手としては、当たり前ですが、違反や失格をしたくてしているわけでもないのですが、競艇においての事故、特にフライング(F)に関しては、特に競艇選手に重い罰則が与えられます。

競艇のレースの中でフライング(F)になるとフライングを犯した選手に関わる舟券が全て払い戻しになります。
フライングを犯した選手に関わる舟券が全て払い戻しになるという事は、運営している競艇場(ボートレース場)としては多額の損失に繋がります。

また、舟券を購入しているファンの失望にも繋がり、結果的に競艇(ボートレース)界全体的に悪影響を及ぼす事に繋がってしまいます。
競艇選手には「フライング(F)は、競艇界全体に悪影響を及ぼしますよ」ということを理解してもらうために厳しい規則になっています。

ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
上記リンクは外部サイトです。

まとめ

競艇において事故やフライング(F)といった出来事は誰も喜びません。
そのため選手たちは、できる限り事故が無いように注意しながらレースをしています。
こういった選手の心理状況も踏まえながら競艇の予想をする材料のひとつとして頭に入れて舟券を買ってみましょう。

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