吉田俊彦選手(4055・兵庫)のデータおよび特徴

ボートレース尼崎(尼崎競艇場)を地元水面にしている兵庫支部期待の選手、吉田俊彦選手。SG優出は過去5回(2016年11月時点)、賞金ランキングも上位に顔を出しあと一歩のところでタイトルが取れていない吉田俊彦選手。師匠には馬袋義則選手(登番3612)、弟子には和田兼輔選手(登番4446)、妻は同じく競艇選手(ボートレーサー)で同期の古賀千晶選手(登番4071)です。同期には萩原秀人選手、市橋卓士選手、中野次郎選手、柳沢一選手、原田篤志選手などがいます。

ここでは吉田俊彦選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。

*参考
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1.吉田俊彦選手に関する話題

1-1.吉田俊彦選手、出遅れ?

吉田俊彦選手がした出遅れで衝撃的だったのが、2013年、ボートレース常滑(常滑競艇場)で開催されたSG第23回グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)での出遅れ。前年の2012年のグランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)では優勝戦まで進出、優勝戦で3着に敗れたとはいえ、準優勝戦に圧勝して1号艇での登場だったので、この年のグランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)では優勝戦線に食い込んでくるであろうと注目されていました。

しかもモーター抽選では当地のエースモーターとも言える20号機を引き当て、更なる期待が掛かる中、初日の予選第8レース、1号艇での登場の際にスタート直前でまさかのエンスト。慌てて再始動させたが、エンジンが動いた時には「時すでに遅し」でした。初日の時点でこの年の吉田俊彦選手のグランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)は終わりました。

2.吉田俊彦選手のデータ

yoshida-toshihiko 引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ http://www.pstar.jp.net/?attachment_id=13594

生年月日 1978年6月28日

身長 167cm

体重 55kg

血液型 O型

出身地 兵庫県

所属 兵庫支部

登録番号 4055

登録期 86期

yoshida-toshihiko1 引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/4055.php?type=course

その他の吉田俊彦選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP吉田俊彦を参照してください。

3.吉田俊彦選手の略歴

・2000年5月14日、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催された一般戦初日第2レースでデビュー。(6コースから2着)

・2000年7月6日、ボートレース徳山(徳山競艇場)で開催された一般戦山口新聞社杯争奪 第17回太華賞競走2日目第1レースで初勝利。(6コースから決まり手はまくり差しで1着)

・2001年4月6日、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催された一般戦第25回関西スポーツ新聞5社杯争奪尼崎チャレンジ競走で初優出。(優勝戦は6コースから6着)

・2001年11月25日、ボートレース大村(大村競艇場)で開催された一般戦 西スポ杯争奪戦競走で初優勝。(優勝戦は3コースから決まり手はまくり差しで1着)

・2002年1月15日、ボートレース津(津競艇場)で開催されたGⅠ第16回新鋭王座決定戦競走初日第3レースでGⅠ初出場。(4コースから6着)

・2002年2月17日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催されたGⅠ第45回近畿地区選手権競走最終日第1レースでGⅠ初勝利。(3コースから決まり手はまくり差しで1着)

・2004年5月25日、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催されたSG第31回笹川賞(現:ボートレースオールスター)初日第1レースでSG初出場。同レースで4コースから決まり手はまくり差しで1着を取り、同時にSG初勝利。

・2008年2月7日、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催されたGⅠ第51回近畿地区選手権競走でGⅠ初優出。(優勝戦は4コースから4着)

・2010年1月18日、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催されたGⅠ近松賞(開設57周年記念)でGⅠ初優勝。(優勝戦は4コースから決まり手は差しで1着)

・2011年5月29日、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催された東日本大震災 被災地支援競走 SG第38回笹川賞(現:ボートレースオールスター)でSG初優出。(優勝戦は6コースから4着)

・2013年10月26日、ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)で開催されたGⅠオールジャパン竹島特別開設58周年記念競走3日目第8レースで通算1,000勝達成(1コースから決まり手は逃げで1着)

4.主要SGタイトル

なし

吉田俊彦選手の代表的なレースです。

引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=5d9Xqnln9iM

引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=qvgAuwsTY54

5.吉田俊彦選手の特徴および寸評

吉田俊彦選手の最大の特徴は旋回技術と1Mの判断の良さです。ターンスピードで有名な桐生順平選手のような高速ターンではありませんが、毎節ごとに出足よりもターン回りの良さを重視する調整で戦っています。スタートも決して早い方ではないので1Mの展開をしっかりと見極めての差しは吉田俊彦選手の特徴です。ターン周りの良さを求めるため、ペラ調整はかなり重要にしているようです。

2010年~2014年はSG常連選手のようにほとんどのSG競走に出走していましたが、近年はちょっとリズムが悪いのか成績自体が下降線でSG競走にも出場する回数が減っています。ただ2016年後期は、また成績も上がってきたので今後が良い方に向くのか悪い方に向くのか注目です。

進入は基本枠なりですが、外寄りの艇番になった時には動ける際は動いて4コース、5コースと1つでも内寄りのコースに入ってくる傾向があります。そのため裏を返せば6コースに回ってしまった時はちょっと期待薄になります。

平均スタートタイミングは0.16でSGクラスの選手の中では、比較的平均的なスタートタイミングと言えます。スタート事故も比較的少ない選手と言えます。前述の出遅れも紹介した1回のみです。

近況ではSG競走では物足りない感じですが、一般戦クラスであれば優勝候補のひとりに挙げられる実力者です。一般戦であれば6コース以外であれば、かなりの高確率で連に絡んできますので舟券を買う際に吉田俊彦選手が登場するレースでは注目のひとりになります。

*参考
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6.まとめ

吉田俊彦選手は、まだSGタイトルに手が届いておらず、GⅠ競走以上のタイトルも近年は遠ざかっていてファンからの注目度も低い方かもしれませんが、かといってSG、GⅠなどのハイレベルなレースで勝てないかと言えばそんな事はありません。どのレースであっても「勝負」できる選手だと思いますので要注意です。

SG、GⅠ競走では勝ち切れていませんが、それでも毎年賞金ランキングでも上位にランクインされてくる実力を持っていますので、吉田俊彦選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。

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