漫画「モンキーターン」に影響をうけ、高校2年で中退して本栖研修所を受験。デビュー後は早々に優勝、GⅠ出場を決めるなど注目を集めたが、その後はケガやスタート事故などで思うように結果を出せておらず苦戦を強いられています。同期には吉田俊彦選手、市橋卓士選手、萩原秀人選手、柳沢一選手、原田篤志選手などがいます。
ここでは中野次郎選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
目次
1.中野次郎選手に関する話題
1-1.中野次郎選手、結婚は?嫁は?佐々木梨絵?
中野次郎選手は結婚していて、嫁は元グラビアアイドルの佐々木梨絵さんです。美男美女夫婦という事でメディアにも数多く夫婦揃って登場しています。お子さんもひとりいるみたいです。
1-2.中野次郎選手、大阪?
もともと東京に住んでいた中野次郎選手ですが、2014年から大阪市住之江区に住んでいるようです。ご実家が大阪にあるそうで大阪支部の選手(ボートレーサー)と交流もあるようですが、東京支部所属は変えていないようです。
1-3.中野次郎選手、フライング?
中野次郎選手のもっとも有名なフライングは、2007年、ボートレース江戸川(江戸川競艇場)で開催されたGⅠ江戸川大賞 開設52周年記念の準優勝戦でのフライング(この時中野次郎選手は12レースの1号艇で登場してのフライング。中野次郎選手以外にも3選手がフライングという荒れたレースになりました。)とボートレース丸亀(丸亀競艇場)で開催されたGⅠ京極賞開設55周年記念の準優勝戦での連続フライングです。このGⅠ準優勝戦の連続フライングによって一気にB2級に降格しています。
2.中野次郎選手のデータ
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ http://www.pstar.jp.net/?attachment_id=1784
生年月日 1981年5月26日
身長 171cm
体重 54kg
血液型 O型
出身地 東京都
所属 東京支部
登録番号 4075
登録期 86期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/4075.php?type=course
その他の中野次郎選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP中野次郎を参照してください。
3.中野次郎選手の略歴
・2000年5月11日、ボートレース平和島(平和島競艇場)で開催された一般戦第39回サンケイスポーツ杯争奪レース初日第2レースでデビュー。(6コースから3着)
・2000年6月8日、ボートレース多摩川(多摩川競艇場)で開催された一般戦2日目第8レースで初勝利。(6コースから決まり手はまくりで1着)
・2000年9月26日、ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)で開催された一般戦2000三河湾オレンジロード杯争奪戦で初優出。(優勝戦は6コースから5着)
・2001年9月15日、ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で開催された一般戦で初優勝。(優勝戦は5コースから決まり手は差しで1着)
・2002年2月6日、ボートレース多摩川(多摩川競艇場)で開催されたGⅠ第47回関東地区選手権競走初日第1レースでGⅠ初出場(5コースから3着)。同節5日目第5レースでGⅠ初勝利。(4コースから決まり手はまくり差しで1着)
・2005年1月30日、ボートレース宮島(宮島競艇場)で開催されたGⅠ第19回新鋭王座決定戦でGⅠ初優出。(優勝戦は5コースから5着)
・2005年8月30日、ボートレース若松(若松競艇場)で開催されたSG第51回モーターボート記念(現:ボートレースメモリアル)初日第5レースでSG初出場。(3コースから2着)
・2005年10月27日、ボートレース津(津競艇場)で開催されたSG第52回全日本選手権競走(現:ボートレースダービー)3日目第8レースでSG初勝利。(3コースから決まり手は差しで1着)
・2006年1月29日、ボートレース唐津(唐津競艇場)で開催されたGⅠ共同通信社杯第20回新鋭王座決定戦でGⅠ初優勝。(優勝戦は2コースから決まり手は差しで1着)
・2006年12月24日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催されたSG第21回賞金王シリーズ戦(現:グランプリシリーズ)でSG初優出。(優勝戦は6コースから4着)
・2016年5月1日、ボートレース江戸川(江戸川競艇場)で開催された一般戦ゴールデンカップ初日第12レースで通算1,000勝達成。(4コースから決まり手はまくりで1着)
4.主要SGタイトル
なし
中野次郎選手の代表的なレースです。
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=sVufQ6RR4C0
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=v6zzmhTdzRs
5.中野次郎選手の特徴および寸評
逃げ、まくり、差し、まくり差しとあらゆる戦法を駆使してどこのコースからでも勝負できる実力のある選手でSG競走の出場も多数あるのですが、現時点ではSG優勝の実績は無く、準優勝戦、優勝戦進出の壁に苦しんでいます。ただしコンスタントに毎年優勝回数は重ねており、ちょっとした爆発力を出すきっかけがあれば恐ろしい存在です。
進入は基本枠なりです。強引な前づけやイン寄りのコースを狙って動く事は、ほとんどありません。
平均スタートタイミングは0.15でSGクラスの選手の中では比較的平均的なスタートタイミングと言えます。フライング(F)などのスタート事故は比較的少ないのですが、優勝戦や準優勝戦といった重要なレースでフライングを犯してしまう傾向があります。ひょっとしたらスタート勘というよりもメンタル的な部分に難があるのかもしれませんね。
SG競走常連のトップレーサーとのレースにおいてもなんの遜色も無く、どのコースからの登場であっても舟券に絡んでくる事を想定して予想したいところです。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
6.まとめ
中野次郎選手は、SG競走の出場回数は多くトップレーサーの中の1人と言ってもいいような実力を持っていますが、準優勝戦、優勝戦の壁を越えてこそ真のトップレーサーと言える存在ではないかと思います。ただコンスタントに出走回数を重ねれれば成績のアベレージは高いのでどんなレースでも要注意人物と言えます。
SG競走では勝ち切れていませんが、それでも毎年賞金ランキングでも上位にランクインされてくる実力を持っていますので、中野次郎選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。