競艇のスタートタイミングの罠!?競艇初心者が間違えやすい予想の仕方!

こんにちは。debuyaです。競艇(ボートレース)に限らず「スタート」という要素がある競技やスポーツにおいては、いかに早くスタートを切る事が出来るかが勝負のひとつのポイントとして見られますよね。そこで競艇においても施工者側が競艇選手のスタートの実力を示すひとつのバロメーターとして「平均スタートタイミング」というものを公開しています。

スタートタイミングについて更に詳しく知りたい方は競艇のスタートタイミングとは?レースや予想にどう影響を与えるのか!?を参考にしてみてください。

しかし競艇に関しては、このスタートタイミングを間違えて解釈しているとドツボに嵌ります。「かなりスタートタイミングから展開予想までして舟券を買ったんだけど全く違う展開になって全く的中しねー・・・!!」なんて事になりかねないですよ。誰も教えてくれなかった時は、私もかなり苦しみましたからね。今回はスタートタイミングおよび平均スタートタイミングの正しい解釈の仕方についてご紹介します。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

競艇のスタートで重要なのはタイミングではなく順位

競艇 スタートタイミング 順位

スタートタイミングにおいてもっとも重要な事は「スタートタイミングがいかに早いか」ではなく、「いかに他の5艇よりも早いスタートが出来るか」が最も重要になります。

仮にある選手が0.08の凄く早いスタートタイミングでスタート出来たとしても、他の5艇が、更に早い0.06や0.02などのスタートタイミングでスタートしたとなると他の艇よりも「先行」する事が出来なくなってしまいます。競艇においてはスタート後、他の艇よりも「先行」する事が最も重要なのです。なのでスタートタイミングが仮に0.50と普通であれば遅いスタートであったとしても他の艇が0.60や0.70といった更に遅いスタートタイミングなのであれば遅いスタートであってもなんの問題もありません。

要は私たちが競艇予想をする場合には、どの選手とどの選手が平均スタートタイミングが早いかを注目するのではなく、誰がこのレースでスタート直後に「先行」するかを見極めなくてはいけないのです。この違いを間違えないでくださいね!!

なので、一般的に競艇は6コースからのスタートであれば1着を取る確率は低いとされていますが、仮に6コーススタートの選手が明らかに他の5艇よりもスタートで先行できるという兆しが見えたのであれば6コースからのスタートであっても十分に1着を取る可能性を秘めている事になります。

競艇の平均スタートタイミングはあくまで平均

競艇 平均スタートタイミング

競艇初心者だけではなく以外と多くの方が間違えやすい解釈ですが、平均スタートタイミングはあくまで平均です。仮に平均スタートタイミングが0.15の選手と0.18の選手が同時にレースした時に10走して10走すべて0.15の選手がスタートが早いかと言ったら、そんな事は絶対にありえません。

もしかしたら0.15の選手は10走全てで0.15のスタートタイミングを叩く選手かもしれません。0.18の選手は基本的には0.12くらいの早いスタートを切れる選手で、稀に0.70くらいのド遅いスタートを切る選手かもしれません。こうなると大半はどちらの選手がスタートが早い事になるでしょうか!?という部分を判断しなくてはいけません。平均はあくまで平均です。

スタートから見る競艇予想の狙い目

競艇 スタート 狙い目

競艇は、競技の特性上スタートから1周1マークを旋回するまでの時点で大方の勝負の行方が決まっています。なのでスタートは、かなり重要なキーファクターになります。「明らかに○○のようなスタートの展開になるであろう」と分かっているのであれば、どこが狙い目でどこが狙い目ではないのか、説明上4コースの艇を中心にしてご紹介したいと思います。

すぐ内側のコースの艇が遅いならチャンス到来

4コースから見たすぐ内側、3コースの艇が遅れそうな兆しがあるのであれば4コースの艇には、チャンス到来です。競艇は6艇がほぼ横一線のスタートになってしまうと自分の内側にいる艇が壁役になってしまうのでインコースが圧倒的に有利になります。なので逆を言えば内側の艇が、1艇でも遅れてくれれば壁役が1艇いなくなったのと同じ事になるので、勝つチャンスは劇的に高くなります。それがすぐ内側の艇であればよりチャンスが膨れ上がります。

すぐ外側の艇が1艇身早いのであればノーチャンス

前述の逆バージョンになります。4コースのすぐ外側の5コースの艇が1艇身近く、または丸々1艇身以上早いスタートを切るであろう兆しが見えるのであれば4コースの艇にはノーチャンスです。

中へこみのスタートはアウトコースが狙い目

競艇のレースを見続けていると、インコースとアウトコースが早いスタートを切ってセンターコース(3コースや4コースなど)が遅れたスタートになる事があります。この状態を俗に「中(なか)へこみのスタート」と言います。

競艇でインコースが有利と言われるひとつがアウトコースの艇であればあるほど内側に他の艇がいる状態になります。この内側の艇が壁役になっている間にインコースが逃げてしまうというのがインコース有利な条件です。(2コースは3コースの壁役、3コースは4コースの壁・・・のように1コース以外の艇同士で壁役になってしまうのでインコースが有利なのです。)

しかしセンターコースがスタートで遅れて中がへこんでしまった場合には、壁役が居なくなるわけですからアウトコースの艇はインコースの艇に目掛けて全速で絞って旋回してきます。このような展開になるとインコースの有利性が半減されてしまいアウトコースがかなり有利になります。

多少の遅れであればインコースはかまわず逃げ切れる

インコースは、2コースの艇に多少早くスタートされたり、半艇身くらい遅れるようなスタートになったとしても抵抗して高確率でイン逃げで勝つ事ができます。丸々1艇身以上遅れてしまっては、イン逃げもクソもありませんが、多少の遅れが想定出来たとしても逃げ切ることができます。

*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法

まとめ

競艇において「スタート」は予想をする上で重要な要素です。それ故に「平均スタートタイミング」のデータを信用して予想をして外しちゃいましたとなりがちです。重要なのは「他の5艇よりも先行する艇がどれか」なので厳密に言えば各競艇選手のスタートの順位や傾向を把握しておく事が重要になります。

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