ボートレースダービー(全日本選手権競走)は、ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)と並んで競艇界で最も古い伝統と格式を持つ大会になっています。
正式名称は「国土交通大臣旗争奪 全日本選手権競走」で、下付賞は国土交通大臣旗になります。
優勝選手には優勝旗とダービージャケットが贈られることで有名です。
施行競艇場は原則として、各ボートレース場の持ち回りになっており、現時点では偏った開催場も無い状態です。
ここではSGボートレースダービー(全日本選手権競走)の概要をご紹介していきます。
ボートレースダービー(全日本選手権競走)出場資格
優先出場権
・前年度優勝者
・前年のグランプリの優勝戦出場者(6名)
・直前のSG競走であるボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)の優勝者
・選考期間内での勝率上位選手(選考期間は開催前年の8月1日から、開催年の7月31日までになります)
勝率が並んだ場合は着順点上位者から順に選出
*優先出場選手以外は、開催年の後期A1級であることと、160走以上の出走回数が必要である。
選出除外
・前回(前年)のボートレースダービーから開催年のボートレースメモリアルのSG優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
・開催年のボートレースオールスターから開催年のボートレースメモリアルのSG準優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
・負傷・病気による出場辞退があった場合
・選考期間から前検日までに褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手
ボートレースダービー(全日本選手権競走)賞金
優勝賞金 3,500万円
ボートレースダービー(全日本選手権競走)競走スケジュール
ボートレースダービー(全日本選手権競走)は、通常の6日間開催と同じで1日目から4日目までは予選を行い(初日第12レースはドリーム戦)、5日目に予選の得点率上位者18名によって準優勝戦(計3レース)が行われ、最終日に準優勝戦の各レース1着、2着者の計6選手によって優勝戦が行われます。
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まとめ
ボートレースダービー(全日本選手権競走)は、1年間の勝率の上位者から順に出場権を得られるのでコンスタントに「1着」を取れる選手でなければ出場する事自体難しく「勝てる」選手が集まりやすい競走と言えます。
そのためSG競走の常連者でもボートレースダービー(全日本選手権競走)には、出場できないというケースの選手も数多く出てきます。
伝統と格式の高いボートレースダービー(全日本選手権競走)という事と賞金ランキングの上位争いの佳境という事が重なってどのSG競走よりも注目される競走です。
この注目されるボートレースダービー(全日本選手権競走)に勝つことで一躍全国区のトップ選手として注目を集める存在になるので、どのレースもハイレベルな戦いを見せてくれます。