競艇においてスタートというのがとても重要なのはみなさんご存知だと思います。
他の艇よりも少しでも早くスタートして先行する事で1周1マークの攻防において有利に働きます。
一昔前であれば市川哲也選手が「ミクロスタート」と呼ばれるスタート力を武器にSGタイトルを荒稼ぎしていました。
しかし現在では、市川哲也選手を更に上回る平均スタートタイミングで勝負している選手が何人も出てきています。
スタートの速い選手を知っているという事は、レース展開の予想や舟券予想においても重要なキーファクターになります。
今回は、現在の競艇界でのスタート巧者をスタートタイミング、印象、勝率、舟券に絡んでくる率などトータル的に見て強い選手を勝手にスタート最速ランキングベスト10を作らせてもらいました。
個人的な感想なので本文を否定するような誹謗中傷的コメントは受け付けていませんので事前にご理解ください。
目次
競艇界スタート巧者ランキングベスト10!
第1位 菊地孝平選手(3960)
引用元:BOAT RACE 平和島 グランプリ特集
http://www.boatrace-grandprix.jp/2014/sp/index.php?req=t_gpracer&toban=3960
平均スタートタイミング 0.10~0.15
現在の競艇界でスタート力、トータル的な実力、安定感、勢いなどをトータルで考えた時に菊地孝平選手以上のスタート巧者は、いないのではないでしょうか。
かなりの高確率でトップスタートを決めてきます。
SG戦線でもモーター次第で優勝候補の一角に名を連ねてくる競艇界ナンバー1と言ってもスタート巧者です。
第2位 山田哲也選手(4297)
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ
http://www.pstar.jp.net/?m=20130111
平均スタートタイミング 0.11~0.13
同期の峰竜太選手の人気、実力に比べれば若干劣りますが、強力なスタート力を武器にSG、GⅠ戦線でも活躍しており95期の強力な2トップの1人と言える存在です。
菊地孝平選手同様、かなりの確率でトップスタートを決めてきます。
今後は、1周1マークでの展開力に磨きをかける事が必要か!?
第3位 瀬尾達也選手(2942)
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ
http://www.pstar.jp.net/?attachment_id=20547
平均スタートタイミング 0.11~0.14
事故点などが積みあがってしまっている時は平均スタートタイミング0.17なんていう時もあります。
全盛期は超えてしまい、現在では、A1級だったりA2級だったりしますが、スタート力に関しては、変わらず速い平均スタートタイミングを叩き出しています。
SGタイトルは取っていませんが、GⅠタイトルなど実績は十分にある選手なのでこれからも更なる活躍を期待したいです。
第4位 守田俊介選手(3721)
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ
http://www.pstar.jp.net/?attachment_id=31004
平均スタートタイミング 0.11~0.14
整備力の弱さを操艇技術で補い、現在でもSG戦線で活躍している守田俊介選手もスタート力を武器にしている選手のひとりと言えます。
整備力が弱いためスタートでトップスタートを切っても1周1マークで戦える節と戦えない節がはっきり分かれる印象を受けます。
第5位 松村敏選手(4236)
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ
http://www.pstar.jp.net/?p=27296
平均スタートタイミング 0.11~0.16
92期の中でタイトルホルダーと言えば毒島誠選手ですが、92期の中でスタート巧者と言えば間違いなく松村敏選手だと思います。
スタートタイミングがレベルアップするのに比例して成績も上がってきており今後の活躍が期待される選手のひとりです。
第6位 中岡正彦選手(3849)
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ
http://www.pstar.jp.net/?m=20141113
平均スタートタイミング 0.11~0.16
2012年頃からスタート力がレベルアップし近年では毎期ごとに平均スタートタイミングは0.11~0.13と競艇界でもトップクラスの平均スタートタイミングを叩き出しています。
A1級で毎年コンスタントに優勝はしていますが、SG戦線には縁が遠く、GⅠでも苦戦を強いられている印象をうけます。
第7位 柳沢一選手(4074)
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ
http://www.pstar.jp.net/?attachment_id=38400
平均スタートタイミング 0.11~0.16
スタート力を武器にSG、GⅠ戦線でも活躍している柳沢一選手。
師匠である原田幸哉選手と同じくスタート事故も比較的少なくトップスタートをガンガン決めてきます。
第8位 原田幸哉選手(3779)
引用元:Sportsnavi
http://sports.yahoo.co.jp/boatrace/photos/detail/53
平均スタートタイミング 0.12~0.15
柳沢一選手と同じくSG、GⅠ戦線で活躍している原田幸哉選手。
各競艇場のレコードタイムを次々と更新していく事で有名ですが、それ以上にスタート力もSG戦線でもトップクラスの実力と言われています。
スタート事故も割と少なく、スタートに関してはかなり得意としているようです。
第9位 吉田拡郎選手(4166)
引用元:BOAT RACE OFFICILA HP
http://www.boatrace.jp/stadium_info/2011/07/042446.php
平均スタートタイミング 0.12~0.15
90期で石野貴之選手に次いでSGタイトルを獲得した吉田拡郎選手。
吉田拡郎選手もスタート力を武器に現在売り出し中の選手です。
第10位 田頭実選手(3257)
引用元:ボートレース平和島 ピースターブログ
http://www.pstar.jp.net/?attachment_id=38405
平均スタートタイミング 0.13~0.17
田頭実選手の平均スタートタイミングを見れば上位の選手達と比べればちょっと見劣りするかもしれませんが、大一番のレースの時のスタートの踏み込みはハンパないくらい速いです。
田頭実選手自身もスタートに関してはこだわりを持っていて速いスタートをしないとレースにならないと述べています。
勝手につけたランキングいかがでしたでしょうか?
「あれ?この選手入ってないじゃん!」という意見もあるかもしれませんが、見落としや記憶忘れなどいろいろとあると思いますので大目に見てやってください。
競艇界スタート巧者ランキング!番外編
ここではデビュー間もなく実績は少ないですが、スタート力があって、これからの活躍が期待できる2名の選手をピックアップさせてもらいました。
野中一平選手(4850)
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP
http://app.boatrace.jp/data/racer_search/4850.php?type=yotei
平均スタートタイミング 0.10~0.14
まだ安定はしていませんが、2016年は、ゼロ台スタートをバシバシ叩きだし、2016年前期は平均スタートタイミング0.10をマークしています。
愛知支部所属で原田幸哉選手、柳沢一選手のような同支部の先輩のようなスタート巧者として活躍する日が来る事を期待しています。
馬場剛選手(4769)
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP
http://app.boatrace.jp/data/racer_search/4769.php?type=yotei
平均スタートタイミング0.11~0.15
馬場剛選手も2016年頃からスタートタイミング0.11、0.12、0.11と、トップクラスの選手に引けを取らないスタート力を見せ付けてくれています。
まだ優勝もありませんが、野中一平選手同様これからの活躍が期待されます。
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
*上記リンクは外部リンクです。
まとめ
競艇においてスタートは、レースで勝つために非常に重要な要素のひとつです。
それ故にスタートが速いけど弱い選手というのはいますが、スタートが遅いけど強い選手というのは、ほぼいません。
今回ピックアップさせてもらった選手達の1着にした時の舟券が人気が無く、オッズが高配当になっている時は一発逆転で高配当狙いで頭買いするのもおもしろいと思いますよ。