銀河系軍団と言われる85期のメンバーのひとりで85期の中の5番目のSGウイナー(井口佳典選手、湯川浩司選手、田村隆信選手、丸岡正典選手に次いで)でもある森高一真選手。感情表現がヘタなのか、勝負師になるからなのか、他の理由なのかはわかりませんが、ちょっとコワモテの顔でインタビューなどでも笑った表情をほとんど見せない事でも有名です。(実際は結構いじられキャラみたいです。)
ここでは森高一真選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
*参考
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1.森高一真選手のデータ
引用元:イケメンボートレーサートップ100 http://www.boatrace.jp/enjoy/ikemen/racer/4030.html
生年月日 1978年6月3日
身長 170cm
体重 52kg
血液型 AB型
出身地 香川県東かがわ市
所属 香川支部
登録番号 4030
登録期 85期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP http://app.boatrace.jp/data/racer_search/4030.php?type=course
その他の森高一真選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP森高一真を参照してください。
2.森高一真選手の略歴
・香川県立三本松高等学校を卒業後、4回目の試験で合格し第85期で本栖研修所に入所。卒業後は、1999年11月11日、隣町でもあるボートレース鳴門(鳴門競艇場)で開催された一般戦第2レースでデビュー(6コースから2着)。同節3日目第2レースで初勝利。(6コースから決まり手は差しで1着)。
・2001年1月15日、ボートレース津(津競艇場)で開催された一般戦で初優出(優勝戦は3コースから4着)。同年2月1日、ボートレース鳴門(鳴門競艇場)で開催されたGⅠ第44回 四国地区選手権競走でGⅠ初出場。初日第2レースにて4コースから決まり手はまくりで1着。GⅠ初出走、初勝利をしている。
・2001年7月2日、ボートレース宮島(宮島競艇場)で開催された一般戦デイリースポーツ広島印刷記念競走で初優勝。(優勝戦は6コースから決まり手はまくり差しで1着)
・2005年3月22日、ボートレース多摩川(多摩川競艇場)で開催されたSG第40回総理大臣杯(現:ボートレースクラシック)でSG初出場。また同節3日目第6レースでSG初勝利をしています。(4コースから決まり手はまくり差しで1着)
・2005年9月19日、ボートレース丸亀(丸亀競艇場)で開催されたGⅠ京極賞開設53周年記念競走でGⅠ初優出。(優勝戦は3コースから4着)
・2005年11月8日、ボートレース宮島(宮島競艇場)で開催されたGⅠ宮島チャンピオンカップ開設51周年記念競走でGⅠ初優勝。(優勝戦は1コースから決まり手は逃げで1着)
・2010年10月11日、ボートレース桐生(桐生競艇場)で開催されたSG第57回全日本選手権(現:ボートレースダービー)でSG初優出。(優勝戦は5コースから2着)
・2013年11月24日、ボートレース津(津競艇場)で開催されたSG第16回チャレンジカップ競走(現:チャレンジカップ)でSG初優勝(優勝戦は1コースから決まり手は逃げで1着)。同レースで6号艇で出走していた齊藤仁選手が3着になった為、21万円及ばずに賞金ランキングは13位にとどまり賞金王決定戦(現:グランプリ)出場は叶わなかった。(チャレンジカップ競走を制した選手が賞金王決定戦出場を逃すのは史上初めて)
この一連の展開に関して森高一真選手本人は、「ホッとしています。あんまりホッとしすぎて、ガッツポーズをするのも忘れてました。スタンドのファンの数、オッズを見て、まあまあのもん背負ってるんやって思いました」、「仁さんが1年間頑張ってきた結果だと思う。ラッキーパンチが当たったような自分よりも、仁さんがふさわしい」、「仁さんとは朝まで飲んだこともあるし、仲がいいんです。こういう人が賞金王に乗るんやなって思えますよ。13位も悔いはないです。オカンからアンタはスーパースターにはなれんのやって教育されてきたし」、「(師匠の)出晴(政信)さんと安岐(真人)さんに早く報告したい」と笑顔で述べている。
・2014年2月26日、ボートレース下関(下関競艇場)で開催された開設59周年記念 GⅠ競帝王決定戦、初日第1レースで1コースから逃げで1着となり通算1,000勝を達成。
3.主要SGタイトル
チャレンジカップ(チャレンジカップ競走) (2013年)
森高一真選手の代表的なレースです。
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=mzmIjigqafE
引用元:You Tube https://www.youtube.com/watch?v=RYWJ4SYKp3o
4.森高一真選手の特徴および寸評
同期の田村隆信選手がデビュー間もない段階からスター街道をひた走り注目を集めるのに対して森高一真選手はどちらかと言えば地味な存在でした。しかしあくまで85期のメンバーが田村隆信選手、井口佳典選手、湯川浩司選手といった早い段階でSG戦線で活躍している同期と比較されてしまうからであって以前から決して弱いわけではありません。実際、毎年コンスタントに高い勝率を叩き出して高確率でSGグランプリシリーズ(賞金王シリーズ戦)に参戦できています。
無骨な無表情の中に「常にファンの期待に応えたいという思いがあるようで、インタビューなどでは「自分は最高のバクチの駒でありたい」と語ることが多くあります。人気を集める1号艇の時でも気後れせずにやるべき事をやるだけといった言わば「仕事人」といったタイプでしょうか。
進入は基本枠なりです。どこの競艇場、どのレース、どこのコースからでも1着が狙える選手です。安定的に勝率も高くSG、GⅠでも優勝争いに毎回絡んでくるような実力の持ち主です。
平均スタートタイミングは0.14でSGクラスの選手の中でもトップクラスのスタートタイミングなのではないでしょうか。スタートタイミングが早い選手でありながらフライング(F)は年間を通して少ないのも特徴のひとつです。
舟券に絡んでくる確率は内寄りのコースの方が絡んできますが、アウトコース(5コース、6コース)であっても3連対には十分に絡んでくる実力を持っていますので森高一真選手が登場するレースは、何号艇からの登場であっても注目する必要があると思います。
*参考
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
5.まとめ
森高一真選手は、SG、GⅠ競走の中でも優勝争いに加わってくる事のできる選手のひとりです。確かな操艇技術、旋回技術はどのコースからのスタートの時でも連に絡んでくる事を想定したいところです。
近年の調子はイマイチ波に乗れていませんが、毎年賞金ランキングで上位にランクインされてくる実力を持っていますので、森高一真選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。