やまと学校当時の成績は下から2番目でデビュー期も同期の中で最下位の成績だった小野生奈選手。
現在では、同じ福岡支部所属の1期下で年も1つ年下の竹井奈美選手(4556・104期)と共に若手注目株の女子レーサーになっています。
同期には深谷知博選手、黒井達矢選手、市村沙樹選手などがいます。
ここでは小野生奈選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
目次
小野生奈選手に関する話題
小野生奈選手、結婚?
2016年9月17日、ボートレース平和島(平和島競艇場)で開催されたGⅢ平和島レディースカップでのトークショーで自身の結婚願望について話しています。
「(相手は)選手でない方がいい。自分の考え、やりたいこともあるし、ボートのことは知らない方がいい」だそうです。
小野生奈選手、兄弟?妹?
小野生奈選手の妹も同じく競艇選手(ボートレーサー)で小野真歩選手(112期、登録番号4770)です。
妹とは練習、意見交換を互いに行い切磋琢磨しているそうですが、常に妹に背中を見られているという意識はあるようで、「妹に言った以上は、自分もその分しっかりやらないと、という気持ちが働きますからね。」と述べています。
小野生奈選手の師匠は?
小野生奈選手の師匠は、吉田弘文選手(登録番号3899)です。
ペラグループは「我勝手隊」に所属しています。
小野生奈選手の出身は?高校?
小野生奈選手は福岡県出身で、高校は福岡県宗像市田久一丁目にある私立東海大学第五高等学校を卒業しています。
小野生奈選手、ももクロ?
小野生奈選手がももクロ「ももいろクローバーZ」の大ファンというのは、有名な話しです。
11月に行われた篠崎元志選手のSG優勝祝勝会では、妹と小池礼乃選手、渡邉優美選手、竹野未華選手の5人で「“おの”いろクローバーZ」を結成して、一緒に踊ったそうです。
5人で担当を決めて、きっちり練習もしたそうです。
篠崎元志選手をはじめ、みんながノッてくれて、めっちゃ楽しい会になったそうです。
小野生奈選手のブログは?
2014年4月から更新されていませんが、ボートレース若松(若松競艇場)が運営しているブログの中に小野生奈選手の記事があります。
小野生奈選手のデータ
引用元:徳増宏美のCatch up smile http://catch-up.jlc.ne.jp/?month=201601
生年月日 1988年10月2日
身長 156cm
体重 45kg
血液型 B型
出身地 福岡県
所属 福岡支部
登録番号 4530
登録期 103期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/course?toban=4530
その他の小野生奈選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP小野生奈を参照してください。
小野生奈選手の略歴
・2008年11月8日、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)で開催された一般戦 ヤング・シニア・レディース三つ巴戦 初日第1レースでデビュー。(6コースから6着)
・2010年5月6日、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)で開催された一般戦スポーツ報知杯争奪ゴールデンウィーク特選 最終日第1レースで初勝利。(6コースから決まり手はまくり差しで1着)
・2011年11月30日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催された一般戦 男女ダブル優勝戦第6回森下仁丹杯争奪で初優出。(優勝戦は5コースから6着)
・2013年12月26日、ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)で開催された一般戦 男女W優勝シリーズ 2013ファイナルカップで初優勝。(優勝戦は3コースから決まり手はまくりで1着)
・2014年2月6日、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)で開催されたGⅠ第60回九州地区選手権 初日第3レースでGⅠ初出場(2コースから2着)。同節5日目第1レースでGⅠ初勝利。(6コースから決まり手はまくり差しで1着)
・2014年5月27日、ボートレース福岡(福岡競艇場)で開催されたSG第41回ボートレースオールスター(笹川賞)初日第3レースでSGデビュー。(6コースから3着)
・2014年8月11日、ボートレース三国(三国競艇場)で開催されたGⅠ第28回レディースチャンピオン(女子王座決定戦)でGⅠ初優出。(優勝戦は6コースから4着)
・2015年5月27日、ボートレース大村(大村競艇場)で開催されたSG第42回ボートレースオールスター(笹川賞)2日目第3レースでSG初勝利。(1コースから決まり手は逃げで1着)
・2017年8月6日、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)で開催されたGⅠ第31回レディースチャンピオン(女子王座決定戦)でGⅠ初優勝。(優勝戦は1コースから決まり手は逃げで1着)
小野生奈選手の主要SGタイトル
なし
小野生奈選手の特徴および寸評
力強く思い切りの良いターンをする印象をうけますが、「差し」ハンドルに磨きをかけており捌くレースが向上されてきています。
どちらかと言えば旋回技術で勝負というよりもモーター整備力に磨きが掛かっています。
モーター整備に関しては、女子レーサー不利と言われていますが、小野生奈選手に関しては逆に得意としているようで女子レーサーの中でも「出すね~!!」と言われるそうです。
節間を通しても整備の方向性が見えないまま終了というケースはほぼ無く、しっかりと仕上げれるそうです。
進入は基本枠なりですが、チャンスがあれば少しでも内よりのコースを狙っていきます。
ただ強引な前づけや内よりのコースを積極的に狙ってくるような事は無いと思います。
本人いわく1コースからのレースは難しく、3、4、5コースからのレースを得意としているそうです。
平均スタートタイミングは0.16~0.18でSGクラスの選手と比べるとちょっと遅めのスタートタイミングと言えます。
ただしデビューしたての頃に比べればかなり早いタイミングになってきており、それにともなってスタート事故(フライング)も近況は多いなってきている印象です。
しかし根本的にスタートを苦にするタイプではないようです。
競艇(ボートレース)の常識と同じように内よりから外よりのコースになっていくほど成績は悪くなっていく傾向がありますが、女子リーグや一般戦レベルであれば5コース、6コースからでも十分舟券に絡んでくる実力をもっています。
モーターが出ている時の女子リーグでは、外寄りのコースであっても舟券に絡めてみましょう。
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
*上記リンクは外部リンクです。
まとめ
小野生奈選手は、2016年の活躍もあり現在では女子レーサーの中でも人気、実力ともに急上昇中の選手へと変貌しています。
まだ現時点ではレディースリーグでの出場が多く、SG、GⅠクラス、男女混合戦での活躍は少ないですが、これから更に活躍してSG戦線の常連になってくる事が期待される選手です。
2016年は、賞金ランキングでも上位クラスにランクインしてきた注目株なので、小野生奈選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。