第63回SGボートレースダービー展望

2016年10月25~30日にかけてボートレース福岡(福岡競艇場)にてSGボートレースダービーが開催されます。年末のグランプリ(賞金王決定戦)への出場を掛けて残り2つとなったSG競走のひとつであるボートレースダービーを誰が制するのか注目です。

また、今月は期末という事もあってフライングなどの事故点にも注意してのレースになるので選手によっては難しい心理なのではないでしょうか?今節で舟券を的中させる為にどの選手、どのようなところにピックアップするべきかを今回は展望していきます。

*参考
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1.レース概要

SG ボートレースダービー(全日本選手権競走)

優勝賞金 3,500万円

出場資格

選考期間は開催前年の8月1日から、開催年の7月31日まで。

優先出場権獲得者

・前年度優勝者

・前年のグランプリ(賞金王決定戦)の優勝戦出場者(6名)

・直前のSG競走であるボートレスメモリアル(MB記念競走)の優勝者

・選考期間内での勝率上位選手

勝率が並んだ場合は着順点上位者から順に選出

※優先出場選手以外は、開催年の後期A1級であることと、160走以上の出走回数が必要である。褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手は除外される。

選出除外

・8月の出場選手発表後でも、ボートレースメモリアル(MB記念競走)の準優勝戦、優勝戦で選責スタート事故を起こした場合、負傷・病気による出場辞退があった場合は出場取消になる。

2.今節の注目

今節の優勝争いに絡んでくる大本命は福岡支部から参戦する6選手。その6選手の中でも瓜生正義選手岡崎恭裕選手篠崎元志選手の3選手は優勝候補の本命に推されてくるかと思います。

地元以外の大本命となるとやはり山崎智也選手になるかと思います。2001年のMB大賞、2002年の周年記念、2003年のMB大賞とボートレース福岡(福岡競艇場)GⅠで3節連続優勝。更には2007年のSGグランプリシリーズ戦で優勝。2015年の周年記念でも優勝とボートレース福岡(福岡競艇場)でSG、GⅠ優勝5回の実績を誇ります。ボートレースダービーとの相性も良く1997年、23歳の時にSG初Vを飾ったのがボートレースダービー、さらに2003年にも優勝しており、今回の優勝ド本命な存在です。

菊地孝平選手魚谷智之選手もボートレース福岡(福岡競艇場)でのSG優勝実績者。GⅠ周年記念優勝実績のある今垣光太郎選手坪井康晴選手にも注目が集まります。

1年間の選考期間での勝率上位52選手のみが出場できるボートレースダービー。そのため、どのSGよりもハイレベルな戦いが繰り広げられ、どの選手が優勝してもおかしくないSGです。石野貴之選手井口佳典選手桐生順平選手松井繁選手太田和美選手原田幸哉選手池田浩二選手、茅原悠紀選手も優勝候補として名前が挙がってきます。

SGボートレースダービーに出場する選手の短評に関してはBOAT RACE OFFICIAL HP(*期間限定)を参照ください。

ボートレース福岡(福岡競艇場)の水面情報、データ、攻略に関して詳しく知りたい方はBOAT RACE OFFICIAL HP(*期間限定)またはBOAT RACE OFFICIAL HP(*期間限定)またはBOAT RACE OFFICIAL HP(*期間限定)を参照ください。

3.モーター抽選結果

derby-motor1 derby-motor2 derby-motor3 引用元:ボートレースダービー特設サイト(*期間限定) http://www.br-special.jp/201610SG22/race.php?pid=5

現在のボートレース福岡(福岡競艇場)のエースモーター59号機を手にしたのは、なんと賞金ランキングトップを走る菊地孝平選手。近況は思うように波に乗れていないが、今回の強運を見方につけてひと暴れしてくれそうな気配です。同じ静岡支部の坪井康晴選手も菊地孝平選手に次ぐ好モーターをゲット。続いて鎌田義選手、岡崎恭裕選手、篠崎元志選手までがベスト5のモーターを手にしました。特に岡崎恭裕選手、篠崎元志選手の両地元選手は初戦から注目です。

前検日はホーム向かい風4~5mが吹き荒れるボートレース福岡(福岡競艇場)らしい荒れ水面の中で行われた為、周りとの比較がつかめなかったとのコメントが数多く飛び出したが、6.67でトップタイムを叩き出したのは坪井康晴選手。早くも68号機のスピードを引き出した坪井康晴選手が、今大会の主導権を握ってくるであろう雰囲気があります。コンマ01差の6.68で鎌田義選手、菊地孝平選手、山口剛選手が2位タイにつけています。鎌田義選手は2節連続優勝中と波に乗っている状態での参戦になるので今節は存在をアピールしたいところです。湯川浩司選手と石野貴之選手が6.69、深川真二選手、徳増秀樹選手、魚谷智之選手が6.70、守田俊介選手と中島孝平選手が6.71でトップ10位圏内にランクインしています。

*参考
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4.まとめ

インコース受難のボートレース福岡(福岡競艇場)において操艇技術の高いA1級のトップレーサー達が集う今回のSGボートレースダービーにおいて競艇(ボートレース)の基本となるインコース(1コース)からのイン逃げ必勝というパターンが果たしてどれだけの数が出てくるのか注目すべきポイントです。

今回のボートレースダービーで好走、好成績を残せば年末のグランプリ、グランプリシリーズに向けて上昇気配が出来てくるかと思われます。誰が勝ってもおかしくないボートレースダービー。舟券に関してもより高配当な舟券が出てくる事を期待したいところです。

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