現在、トップレーサーの中でも特に人気と実力を兼ね備えてきた石野貴之選手。
強力モーターを引き当てる運も持っているように感じます。
一時期、膝をケガして入院。
ケガ以降思ったような操艇が出来ず大舞台に出て来れずにくすぶっていましたが、現在では抜群の強さを発揮しています。
ここでは石野貴之選手に関するデータと特徴、個人的な寸評を紹介させて頂きます。
目次
石野貴之選手に関する話題
石野貴之選手、結婚は?奥さんは?子どもは?
石野貴之選手は、2007年6月に結婚していて、奥さんは智加さん。
子どもは結婚のフライングぎみにできた男の子が1人います。(2010年時点)
石野貴之選手、高校?野球?
石野貴之選手は、高校時代は大阪の野球の名門、近畿大学付属高校の野球部で主将でした。
大学に進学して野球をする選択と元競艇選手(ボートレーサー)の父と同じ競艇(ボートレース)界に進む選択と進路に悩んだそうです。
高校3年の夏の大阪大会で負けた翌日、父に「レーサーになりたい」と思いを告げとの事。
大学進学を望んでいた父は反対したが、石野貴之選手自身が決断してボートレーサーの道を選んだそうです。
ただし本人いわく、父が元競艇選手だった事で、幼い頃から競艇選手(ボートレーサー)になることしか考えていなかったと述べています。
石野貴之選手、同期?宇野弥生?
90期生の石野貴之選手の同期には吉田拡郎選手、赤坂俊輔選手、井口真弓選手(井口佳典選手の奥さん。現在は引退)、宇野弥生選手などがいます。
宇野弥生選手とはトークショーで競演したり、2014年に同時出場したSGボートレースオールスター(笹川賞)で同期仲良く話しをしている姿が目撃されています。
(厳しい戦いで支えあうのは、やっぱり厳しいやまと競艇学校で苦楽を共にした同期ですね)
石野貴之選手、父?師匠?弟子?
石野貴之選手の父は元競艇選手の石野美好氏(登録番号2507)。
現役時代はGⅠ2勝を誇るトップレーサーとしても知られています。
石野貴之選手の師匠は原田智和選手(登録番号3607)、弟子には大原由子選手(現在は引退)、浜本裕己選手(登録番号4834)がいます。
石野貴之選手のデータ
引用元:石野貴之 hashtag on Twitter https://twitter.com/hashtag/%E7%9F%B3%E9%87%8E%E8%B2%B4%E4%B9%8B
生年月日 1982年6月3日
身長 166cm
体重 52kg
血液型 O型
出身地 大阪府
所属 大阪支部
登録番号 4168
登録期 90期
引用元:BOAT RACE OFFICIAL HP https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/course?toban=4168
その他の石野貴之選手に関するデータはBOAT RACE OFFICIAL HP石野貴之を参照してください。
石野貴之選手の略歴
・やまと競艇学校をリーグ戦勝率6.63(90期リーグ勝率第2位)の成績で卒業。
・2002年5月10日、地元ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催された一般戦「第39回スポニチ杯争奪なにわ賞」初日第3レースでデビュー。(6コースから4着)
・2002年6月19日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催された一般戦「第38回報知新聞社賞ダイナミック敢闘旗」5日目第1レースで初勝利(デビューから24走目)。(6コースから決まり手は差しで1着)
・2003年1月15日、ボートレース児島(児島競艇場)で開催された一般戦で初優出。(優勝戦は6コースから失格)
・2003年10月16日、ボートレース宮島(宮島競艇場)で開催されたGⅢ新鋭リーグ第19戦で初優勝。(優勝戦は4コースから決まり手は差しで1着)
・2004年1月27日、ボートレース徳山(徳山競艇場)で開催されたGⅠ第18回新鋭王座決定戦、初日第1レースでGⅠ初出場。同レースを6コースから決まり手はまくり差しで1着。GⅠ初勝利も飾っています。また優勝戦に進出もして同時にGⅠ初優出もしています。(優勝戦は4コースから5着)
・2005年5月25日、ボートレース常滑(常滑競艇場)で開催されたSG第32回笹川賞競走(現:ボートレースオールスター)初日第8レースでSG初出場(6コースから5着)。同節5日目第1レースを1コースから決まり手は逃げで1着。SG初勝利を挙げています。
・2007年1月28日、ボートレース大村(大村競艇場)で開催されたGⅠ第21回共同通信社杯新鋭王座決定戦競走でGⅠ初優勝。(優勝戦は6コースから決まり手は抜きで1着)
・2010年7月19日、ボートレース丸亀(丸亀競艇場)で開催されたSG第15回オーシャンカップ競走(現:オーシャンカップ)でSG初優出。優勝戦は1コースから決まり手は逃げで1着。SG初優出と同時にSG初優勝を達成。
・2011年2月12日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催されたGⅠ太閤賞競走 開設54周年記念で優勝。過去に父の美好も、22周年記念の同競走を優勝しており、同一大会父子制覇となった。
・2015年7月20日、ボートレース三国(三国競艇場)で開催されたSG第20回オーシャンカップ(オーシャンカップ競走)でSG2回目の優勝。(優勝戦は1コースから決まり手は逃げで1着)
・2016年7月18日、ボートレース鳴門(鳴門競艇場)で開催されたSG第21回オーシャンカップ(オーシャンカップ競走)でSG3回目の優勝。同大会史上初の連覇を成し遂げるとともに、24年ぶり2人目の「SG初優勝から3冠目まで同一SG」となった(1人目は1979・1980・1992笹川賞(現:ボートレースオールスター)覇者の中道善博元選手(現在は引退)。同選手のSG4冠目は1992年グランドチャンピオン決定戦競走(現:グランドチャンピオン)であった。また石野貴之選手のSG4冠目は、2016年11月に開催されたチャレンジカップ(チャレンジカップ競走)(ボートレース大村(大村競艇場)になった。
・2016年10月16日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催されたサンケイスポーツ旗争奪 第59回GSS競走5日目第11レース準々優勝戦で1コースから決まり手は逃げで1着。通算1,000勝達成
・2019年12月22日、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催されたSG第34回賞金王決定戦競走(グランプリ)でSG8回目の優勝。優勝戦は1コースから決まり手は逃げで1着。
また、2019年の年間賞金王にもなりました。
石野貴之選手の主要SGタイトル
グランプリ(賞金王決定戦) (2019年)
ボートレースオールスター(笹川賞) (2017年)
グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦) (2017年)
オーシャンカップ(オーシャンカップ競走) (2010年、2015年、2016年)
チャレンジカップ(チャレンジカップ競走) (2016、2019年)
石野貴之選手の特徴および寸評
父親からの遺伝的なものなのか、大阪出身だからなのか、野球部のキャプテンという立場がそうさせたのかは、わかりませんが、強心臓の持ち主で自分の目標を立てて、それを実行させるストイックさを持っていて、そこにセンスとも言うべき旋回技術もあり、更には驚くような好モーターの引きの強さも持っている現在最も勢いのある選手(ボートレーサー)のひとりです。
進入コースは基本は枠なり進入です。
よほどの時や内寄りが狙える時はまれに内寄りのコースを狙って動く時があります。
どこのコースからでも1着を狙える全速ターンが魅力のひとつです。
平均スタートタイミングは0.14~0.17でSGクラスの選手と比べても比較的早いスタートタイミングだと思います。
2コースに入った時に若干遅めのスタートになるのは苦手なのか、意図的に差しをする為に遅らせているのか、偶然なのかはわかりません。
スタート事故、フライングに関しても比較的少ない選手だと思います。
どんな対戦相手であっても、どこのコースからでも1着を狙えるターン技術とモーター整備力を持っています。
SG競走でもかなりの高確率で準優勝戦に名前を連ねてきます。
着順を3着以内にまとめてくる力も高く、石野貴之選手が登場するレースではSG、GⅠ、一般戦、どのクラスでもどこのコースからの登場でも連に絡んでくることを想定して舟券を購入する事をおすすめします。
ザ・万舟中穴アタル36競艇必勝法
*上記リンクは外部リンクです。
まとめ
石野貴之選手の近年の活躍は名実共に競艇界を代表するトップレーサーの仲間入りと言えます。
どの競艇場で、どのレースで、どのコースからの登場であっても連に絡んでくるという期待を大いに持たせてくれる選手のひとりだと思います。
近年は賞金ランキングでも常に上位にランクインされて、SG、GⅠでも常に優勝争いに絡んでくるトップレーサーなので、石野貴之選手が良いモーターを引き当てた節のレースであれば是非注目してみてください。